あらすじ紹介
少年リオが手にしたのは未来を告げる魔本。そこに記されていたのは自らの仕える皇女シャルナにこれから降りかかる悲劇と、悪しき《首切り姫》への変貌という絶望の未来で――予言の力を以て少女の悲劇を打破せよ!
みんなからのレビュー
-
よっち
32未来を告げる魔本と出会い、使える主にして憧れの存在・皇女シャルナが、闇落ちして世界に災厄をもたらすことを知った少年リオ。魔本を駆使して少女たちのバッドエンド回避を目指すファンタジー。尊敬する姉が身を挺して救ったシャルナ、そして新しい赴任先で出会ったもうひとりの少女・アイスリン。言いたい放題の魔本にツッコミを入れながら、ヒロインたちが闇落ちするその原因を探って、ギリギリの状況を乗り切っていく展開はなかなか面白かったですけど、そんな危険なヒロインが周囲に増えていく状況は果たして大丈夫なのか、続巻に期待(苦笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
23世界を破滅させるだけの能力を持った人達の闇堕ちを止める話の割に、主人公とその相棒の意外と軽い様子のお陰かあんまり悲壮感なく読めました。そのノリで読んでましたが、最後に明かされた設定なども、結構作り込まれていて面白かったです。続きますかね? 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
22これは個人的に面白かったわ。魔法を使えないリオだけが読む事ができた本、未来を告げる魔本と出会ったリオの運命は一変する。少年が少女達の悲劇を覆し幸せにしていく物語。魔法が使えないながらも数少ない情報で活路を見出しヒロインを幸せにしていくリオの姿が良かった。後半で明かされる真実にも驚かされたし、上手い事作りこまれてるわ。各ヒロインのキャラもええし。まあ、リオのフラグ管理がめっちゃ大変になりそうなんですけどねwこれは続き出て欲しいな。まだまだ楽しませてくれそう。 続きを読む…
ネタバレあり -
まっさん
20★★★ 作者の前作がかなり印象に残っていたので購入した作品。 前作の世界観・設定がかなり秀逸であり流石大賞受賞作と唸らされた為ハードルが上がっていたが、今作に関してはそこまで作り込まれた設定などは見えなかったように思える。全体的な内容は割と面白かったと思うが、タイトルやあらすじなどから期待していた程の満足感は得られなかったかなという印象。 個人的に一番不満だった所が今巻で二人のヒロインを扱ったところ。サブタイトルや表紙に大きくメインヒロインを持ち上げたにも関わらず、中盤以降で舞台・主役となるヒロイン→ 続きを読む…
ネタバレあり -
ひぬ
20魔法を使えない少年・リオがある日、未来を予言する本と出会う所から始まる物語。彼が仕える皇女・シャルナが本に記されているように「闇堕ち」して世界に災厄を齎す前に、リオは彼女を救うべく、「幸せ」にすると誓います。表紙のシャルナが主軸になるかと思いきや、前後編構成で、後半はもう一人のヒロインに焦点が当たります。そのせいか、全体的に少しあっさりとしていて割とどっちつかずな印象でした。リオのノリは個人的に合わなかったのでそこがキツかったですが、設定や伏線等は良かったと思います。後はコメディ要素を少し抑えてくれば… 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2021/05/20
-
定価737円(本体670円+税)
-
ISBN9784040741420
関連サイト
-
公式サイト