あらすじ紹介
円卓の騎士ボールスという犠牲を出しながらも、ティグルたちは魔物ストリゴイを滅ぼした。
アスヴァール全土を覆わんとした影法師の災禍は終わりを告げ、ギネヴィア軍とアルトリウス軍は雌雄を決するべく互いに軍を進める。
決戦の時が迫る中、ギネヴィアは、アルトリウスの剣によって命を落としたリネットのことを夢に見る。
それはただの夢ではなく、善き精霊モルガンと猫の王ケットの導きによるものだった。
一方、アルトリウスは円卓の騎士サーシャを見舞い、彼女から神器を受けとる。
そして、悪しき精霊マーリンは、己が野望の達成のために、両軍が激突する瞬間を静かに待ち受けていた。
よみがえる伝説と、超常の悪意に、ティグルとリムは決死の戦いを挑む。
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よっち
31円卓の騎士ボールスという犠牲を出しながらも魔物ストリゴイを滅ぼしたティグルたち。ギネヴィア軍とアルトリウス軍は雌雄を決するべく互いに軍を進める第五弾。前巻最後の思いもしなかった犠牲はわりと尾を引きましたけど、善き精霊モルガンと猫の王ケットの導きで見た夢の救いもあったりで、最終決戦に向けての展開から決着へと進む展開はある意味予定調和だった印象。もう少し経緯などが明らかになるかと思っていたのでやや拍子抜けでしたが、今回ここで第一部完とのことで、舞台も変わりそうな新展開でどうなるのか気になるところではあります。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
17第一部完。面白かった。まさかのリネットの死からなかなか立ち直れないギネヴィアだったが、ティグル、猫の王の助力もあり、なんとか腹を括って最終決戦へ。地竜戦とギネヴィアvsアルトリウス戦は、英雄の時代から歴史の時代への変遷って感じの戦で良かった。まあ、ティグルたちの最後の攻撃はいつもの合体ビームなんだけど(笑)それはそれで良い。原作で最後まで敵だったヴァレンティナとの合体技が見られたのも良かった。無事アスヴァール編を締めたが、ティグルたちが最後まで外様扱いの帰還エンドなので、やっぱり少し盛り上がりには欠ける。 続きを読む…
ネタバレあり -
ダイ
8今回でアスヴァール編が終わりました。永き戦いが遂に終結し、女王に成ったギネヴィアや珍しく味方として最後まで共闘したヴァレンティナ、凄い神技を披露したティグルなど色々と見応えがありました。しかし、やはりリネットの完全な退場が印象に残ります。前回の引きから何か希望があるかと思っただけに残念ですね。また、蘇った魔弾の王との決着が着いていないなど物語はもう暫く続きそうです。ただ、ティグルとリムは既に想いが通じているのですが、恋愛面は今後波乱があるのかも気になりますね。次回は魔弾シリーズでは珍しい短編集らしいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
彼方
8リネットの死によって明らかにされた始祖アルトリウスと悪しき聖霊マーリンの契約。古の英雄と現代の英雄が対峙し、最後の決戦がはじまる…アスヴァール編完結。リネット本当に死んでしまった…確かに彼女の死をきっかけに物語は終わりへ向かいましたけれど、その死因は本人には何の関わりもない癇癪というのが…もやもやする…。英雄との決着、玉座を願うヴァレンティナが王の誕生を目にした心情と瞬間移動を活かした共闘…見るべき所は色々ありましたけれど、どうしても引っ掛かりの残る結末でした。他の魔弾でリネット救済してくれないかな…。 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
7取り敢えず、ひと段落。 ギネヴィアが女王となり、古き悪しき精霊が倒されるまで。 人が人として繁栄し、繁栄の向こうには知恵があるという まあ、原作者である川口さんより、瀬尾さんのイメージが強い話ではありました。 あとエピソード短編が出て、その先何を描くのかはまだわからないようですが、企画は進んでいるようです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/04/23
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定価759円(本体690円+税)
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ISBN9784086314152