あらすじ紹介
瀧浪泪華のことが好きという気持ちに自信を持てない真壁静流。感情の整理ができず悩んでいると、先輩の壬生奏多から「自分の感情に誠実であればいい」とアドバイスを受け、少しずつ泪華に気持ちを伝えはじめる。そんな中、蓮見紫苑と一緒に帰っているところを同級生の直井恭兵に見つかってしまう。紫苑との関係性を話したくない静流はお互いの家が近いと嘘をつくのだが、後日紫苑が異母兄弟と話してしまい、恭兵と険悪なムードに。すると学園内で「真壁静流が瀧浪泪華につきまとっている」という噂が出回り始めて……。大人気シリーズ『佐伯さんと、ひとつ屋根の下』のスペシャルストーリーも収録!!
みんなからのレビュー
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芳樹
50自分を客観視でき過ぎてしまい自分の気持ちが本物かどうか自信が持てない静流が、奏多先輩からの助言を受け泪華に向き合っていく今回。自己評価が低いのも考えもので、他人が静流をどう評価しているかなんてその人にしか分からないのに、その評価を決めつけるのはある意味傲慢。特に紫苑に対してその傲慢さが発揮されていて、達観しているような静流ですが、その点に幼さを感じますね。それを含めてこれから静流がどう自分と向き合っていくのか。奏多先輩と過去に何があったのかも知りたいし、静流と先輩達との関係の行く末がとても気になります。 続きを読む…
ネタバレあり -
佐治駿河
41主人公の静流の目線が中心で進む物語ではあるが、ヒロインの泪華の時折見せる静流に対しての葛藤が本当に可愛いですね。それでも基本的に泪華は年上彼女として静流にグイグイと迫っていますが、紫苑との買い物デートを尾行(?)する泪華には微笑ましくも思えます。次が最終巻ですが、静流は泪華から迫られるだけではなく、自分から踏み出すことが出来るのか?そのあたりを楽しみにして読み進めたいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
41奏多先輩からアドバイスを受け、少しずつ泪華先輩に気持ちを伝えはじめる真壁静流。そんな中、蓮見紫苑と一緒に帰っているところを同級生の直井に見つかってしまう第二弾。異母姉を気遣い嘘をついた静流と、裏表のない紫苑が話してしまったことで生じた齟齬。複雑な想いを抱える直井とのすれ違い、「真壁静流が瀧浪泪華につきまとっている」という噂。静流を振り回す三人の先輩とのやりとりがいい感じですが、危機に陥っても心揺れる静流のことを支えてくれる人がいて、本当に大切なものを失わないために向き合ってゆくその姿がとても印象的でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
31泪華の事が好きと言う気持ちに自信を持てない静流。奏多からのアドバイスを受け少しずつ泪華に気持ちを伝えはじめる。そんな中紫苑と一緒に帰っているのを同級生に見られ、とっさに嘘をつくのだが話が拗れてしまい...な第二巻。三人のヒロインみんなキャラが違って面白い。静流がどう自分と向き合いどうなっていくのか、まだまだ明らかになっていない事もあるし続きが気になるな。 続きを読む…
ネタバレあり -
ひぬ
30三人の年上の先輩達との図書室が舞台のラブコメ第2巻。自分の気持ちに自信が持てず、悩む静流。奏多先輩のアドバイスを受け、瀧浪先輩に自分の想いを少しずつ伝え始めます。今回は瀧浪先輩との関係に焦点が当たり、前巻より蓮見先輩の出番が減りましたが、逆に奏多先輩の出番が少し増え、未だ明かされぬ彼女の思惑が気になります。ちょっと危惧していましたが、直井くんが結局良い人物で良かったです。恋愛に向いていないと自負している静流ですが、「同類」の瀧浪先輩と上手く補完できあえると思うので、静流には早くケリをつけて欲しいです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/04/30
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784047365087