君が、仲間を殺した数 2 魔塔に挑む者たちの痕
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

君が、仲間を殺した数 2 魔塔に挑む者たちの痕

少女は、少年の背を追う。どんな悲劇が待っていても。
有象利路 (著者) / 叶世 べんち (イラスト)
シリーズ:君が、仲間を殺した数(電撃文庫)

この作品をストアで探す(宣伝)

  • BookWalkerで購入する
  • Amazonで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • コミックシーモアで購入する
  • BookLiveで購入する
  • Rakuten koboで購入する

あらすじ紹介

魔物が巣食う《塔》に挑み、富や名声を得ようとする者――。そんな《昇降者》と呼ばれる存在を志した若者たちがいた。
 そして、彼らは壊滅した。
 《塔》に親友たちを奪われた心優しき少年は、悪魔に魂を売り、復讐の鬼と化してギルドを去った。そして彼の事情を知りながら、寄り添えずにいた少女は、ただ悲嘆に暮れる日々を過ごしていた。
 しかしある日少女は、新たな仲間たちの支えを受け、再び立ち上がる力を取り戻す。あの少年に、追いつくために――。だが、そんな彼女に、魔の《塔》は無慈悲にも新たな試練を課すのだった。
 人の運命を食らう《塔》へ挑む者たちを描く、闇の冒険譚・第二章。

みんなのデータ

  • 6
    評価する
  • 3
    読みたい

みんなからのレビュー

  • 星野流人

    いや、めちゃくちゃおもしろいですよこれ。1巻ラストで、シアを守るために彼女との決別を選んだスカイツ。その続編たる2巻は、悲嘆に暮れるシアが、もう一度スカイツと向き合うための物語となっています。シアとスカイツの歪な恋物語としてもおもしろいですが、バトルシーンも圧巻です。クライマックスで描かれるバトルはあちこちに伏線が張られていて、ものすごくおもしろかったです。1冊かけてシアが大きく成長したのが感じ取れて、ハードでブラックな世界観を圧倒する爽快感がありました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    おおっと個人的に全く予想してなかった方向へと話が展開してる、まさかシアが今回主人公になるとは、完全にスカイツが孤独に塔の頂を目指すと思ってたわ。シアが立ち上がりクロイツをぶん殴ると宣言しクロヤが笑うシーンやまともに身体が動かなくなったクロヤが立ち上がろうとしているシーンが個人的には良かったわ。しかしあとがき読んで上下巻構成だったと書いていたけどまだまだ気になる所が多すぎるので是非とも続きが読みたいとこだわ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • しぇん

    想像と全然違った物語り展開に驚きでした。というか主人公変わってるとか想像できませんよ。でも、凄く面白かったですし元々1巻と表裏構成と考えれば納得のできでした。重苦しいのでラブコメと言われてもラブはあってもコメは無い気がしますが。上下巻と言われても、問題は何も解決していないので是非続きをお願いしたいですが、今の角川で続きが出るのか不安です 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    シアという残された少女を裏主人公に据えた構成だったとは。 死を耐え続けたシアの目線はこの仲間たちの思い出に一層辛さを与えていく。 一巻では物静かな印象だった彼女が、実は心情豊かでそれを表に出せない奥手な子であったという部分もギャップ的な魅力に溢れている。 そんな彼女が仲間をもう一度得て、失う過程を通して決意する様は本当に綺麗。 甘さを捨てたいスカイツに対し、甘さの源泉たる優しさを取り戻す勇気をもったシアは正に最高の相棒であろう。 願わくばこの接点をさらに描いて欲しい。売上至上の世に祈るばかり。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 緋莢

    〝塔”の内部で死んだとき、その探索の出発前の朝まで戻る。ただし、その探索で何が起こったのか、何故死んだのかは分からない。それが、シアの与えられた〝理外の力”だった。同じように〝理外の力”を持つスカイツが、その事を知り、ギルドを離れる。悲嘆にくれるシアだったが、再びスカイツと会うために立ち上がる…<あとがき>で、元々二巻組で、と書かれており、それだったら、もうちょっと他に書きようがあったんじゃないかなぁ(続く 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2021/04/09
  • 定価
    759円(本体690円+税)
  • ISBN
    9784049137316

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
みんなの感想
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK