あらすじ紹介
東宮・明槻の父である上皇の妻・三条女御が懐妊――。
ともすれば、妃のいない明槻の立場が危うい状況となり、入内を待つ身だった塔子も複雑な心境だ。
そんななか、上皇と女御の娘の袴着に明槻が袴着親として呼ばれ、塔子も参加。
しかしその祝席で、塔子は三条女御に異様な敵意を向けられ、得体の知れない不安を覚える。
しかも原因は、上皇にあることが分かり……!?
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みんなからのレビュー
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フキノトウ
28シリーズ⑧ 上皇である父と東宮・明槻のこじれた関係って本当に明槻が可哀想になってくる。上皇のやることなすこと(罪悪感からでも)明槻を追いつめてる。そんなやりきれない中、塔子の言葉にジーンときました。その後の、目の前が真っ暗になるような展開...どうなるかと思いましたが塔子は考えることを止めないから頼もしい。次で完結かあ、楽しみだけれど寂しい。 続きを読む…
ネタバレあり -
しゅてふぁん
19皇家の明槻と塔子、対、摂関家の三条女御と大納言の権力争いが面白い!さすが、平安時代の宮中を題材にした物語からは外せないテーマだけある。レーベル的に、主人公カップルの皇家が勝つんだろうけれど(笑)二の宮の笛と明槻の倭琴を聴いてみたい。撫子の襲、紅躑躅の襲、深紫の束帯…いいなぁ、平安装束。 続きを読む…
ネタバレあり -
ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪
19クライマックス直前♪前巻が波乱を残してだったので二人に災難がふりかからるのはわかっていたけど・・三条女御、怖い。遠隔操作に近い。明槻、宮中で塔子守ってね。塔子は熊野でどうするのか。最後まで目が離せません! 続きを読む…
ネタバレあり -
coco夏ko10角
15シリーズ第8弾。蒼飛が都に残ったから誰かが…とは思ってたけど、災害で民が、とは…。それによって入内延期。贔屓目があるから塔子を応援してるけど、三条女御からしたらそりゃ塔子のことは面白くないよなぁ。最後は呪詛の証拠を用意されたため熊野へ。この対応ってどうなんだろう。「やましいことがないなら」とか「問題や面倒が起こると逃亡するような御方だ」みたいになっちゃいそうな…。どうまとまるんだろう、最終巻へ。 続きを読む…
ネタバレあり -
TAMA
15いろいろ言いつつ、このシリーズ続きが読みたくなるのです。兄弟皆平等に愛してくれとは言わないが、一人だけどうしてもってなあ。それを「ゴメン」って言ってくれるなら、どこかで折り合いつけて「いいよ」って言ってあげられるけど。他の子に苦労かけて、反省見せるってどうよ!それ違う。そのばっちりは・・おおっと、今回がっちり罠にはまりました。間抜けです。いろいろしがらみ作っちゃったんで逃げられません。自分だけでは済まない状況。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/08/09
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784047342736