
あらすじ紹介
ダナーン半島は、神の城壁と呼ばれる巨大な断崖によって大陸から切り離された陸の孤島であった。その半島の住人たちは崖の上に広がっているであろう巨大な大陸を“神の国クリスタニア”と呼んでいた――。
王都から遠く離れた辺境の村ハークに、ひとつの事件が巻き起こった。王城に侵入した賊を捕らえるべく、王都から騎士がやってきたのだ。冒険者になる夢を捨て、騎士になる決意をしたばかりの青年レイルズは、偶然にもその賊と出会い、戦うことになる。危機一髪! そのとき、突如、村を襲った大地震は、レイルズのみならず、彼の仲間である魔術師のサイア、精霊使いのビーンの運命までも、大きく揺れ動かすことになる……。
みんなからのレビュー
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Tetchy
35ロードス島の次に水野氏が挑んだ大河ファンタジー。ロードス島がアレクラスト大陸の離れ島だったのに対し、今度は本土で、物語のスケールもその分かなり大きくなりそうだ。 続きを読む…
ネタバレあり
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ぷるっちょ
17ドラマCD「レジェンド・オブ・クリスタニア~はじまりの冒険者たち~」を久々に視聴したついでに読み始めた。原作リプレイの方は連載当時に読んだ記憶がある。ロードス島戦記と同じ『フォーセリア』が舞台で時代はロードス島戦記(無印)から300年後。主人公レイルズたちの故郷であるダナーン王国で宰相が民衆から蛇蝎の如く嫌われ憎まれている理由が良くわからん。民を圧政で虐げてる訳でもなく「支配者層の交代なんてよくある事だろ」と思ってしまった。主人公がライバルキャラに敗北し心を折られたところから奮起する展開は気に入った。 続きを読む…
ネタバレあり
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じお
12★★★☆☆ 再読。水野良作品の中ではバランスが好みで実はかなり好き、ロードスほど固すぎず、リウイほど柔らかくなく、丁度いい塩梅。the冒険のスタートという雰囲気も好み、旅の目的が無鉄砲な冒険心からの克己心なのもいいですね、敗北から立ち上がる男いいじゃない。うるし原氏のイラストも時代を感じさせるが良い、これでちゃんと完結していれば。 続きを読む…
ネタバレあり
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シータ
7電撃文庫3000タイトル突破記念に通巻番号1のこの作品を読んでみました。世界観がロードス島戦記と同じらしいのですが、ロードス島戦記未読組の自分でも全然読めました。レイルズが親父に対しての感情の変化とか自分の甘さに苦悩したりするのがすごい人間味を感じて感情移入できたし、クリスタニアの世界観も好きです。冒険心くすぐられる作品でした。 続きを読む…
ネタバレあり
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てんぱい
7懐かしい面子。当時レイルズ一行やマリスの結末を分からないまま読まなくなってしまったので楽しみだ。シリーズ本編には関係ないがロードスはカーラがいなくてもまた戦乱の世に戻ってしまっていたのか。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日1993/06/10
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定価576円(本体524円+税)
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ISBN9784073001102