あらすじ紹介
身分を落とされ楽宮となった彩琳は、亡き父を陥れた高官・蘇司山への憎しみを胸に抱いていた。
全てを失い、踊りや楽器も苦手で昇進できず、何となくやり過ごしていたある日、第一王子・央蓮と出会う。
彼は復讐の協力を持ちかけてきた上、関係を怪しまれぬよう彩琳を寵姫と偽ることに。しかも実力で楽宮の長・蓮花楽人を目指せと命じてきて……!?
本当の自分を見つけた時、秘めた才能が花開く。恋と宴の中華ファンタジー!
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かなで
18父の冤罪により身分の低い楽宮とされた名家姫家の一人娘、彩琳。楽器も踊りもできない彩琳だったが、現皇帝の子息の中で、一番外戚の格が高い央蓮王子の寵姫と目されていた。だが、それは、情の伴わない、共通の敵を持つ共闘関係だった。 →先帝の時代に熾烈な継承者争いがあって、今の皇太弟には子どもがいなくて、とか設定があったにも関わらず、最後それには触れず仕舞い。不正の証拠も急に出てきた人物が捏造したものだったし、央蓮も、皇太子になりたいと言う割には…?という部分もあり…。普通に泰波と彩琳だけの話のほうが好きかも。 続きを読む…
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虚と紅羽
11最後の方があっさりとしていたし復讐自体はヒーロー任せではあったような。 央蓮は視点で出てくる回数が多かったけれど協力者な印象が強くヒーローポジに首傾げ。逆に泰波は過去の孤独からヒロインを求める姿に心打たれ。泰波の為にも彩琳は是非彼の手を取ってください。知音とか美し過ぎる。作中での説明も素敵だし、何よりそう思える相手に泰波が出会えた事がもう嬉しい。 王官吏の話がジンときた。感動する場所はどう考えてもここじゃないだろうし、サラッと触れているだけなのに。もっと王官吏出てきて欲しかったな。 続きを読む…
ネタバレあり -
ぺち
1三つ巴って苦手なのですよね...特にまだ主人公が恋を自覚してない時期のハーレム(?)展開が...。途中で気持ちが定まったものだと思っていたら終盤は三角に帰着して、次につなげるための必要な設定だと思いますし、結局は王道に落ち着くんだろうという雰囲気なので最後まで読めましたが...決着つくまで追いかけないかも...。文章は好みです。 続きを読む…
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あさい
0恋愛要素もありつつも復讐のためにのし上がる要素のほうが強い。 続きを読む…
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めー
0分厚い本でもないのに、読むのにすごい時間かかった。詰め込みすぎ、かな。キャラクター多過ぎ。あと薄い。どっちのヒーローにも共感できないまま決着つかずに終わり、消化不良。宴をプロデュースというアイデアは面白いんだけど。宿敵との対決も微妙な感じ。あらすじ読んで面白そうと思ったが、合わなかった。あと挿絵が結構ひどい。表紙のカラーは華やかなのに。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/01/29
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定価759円(本体690円+税)
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ISBN9784041111338