あらすじ紹介
ついにエルゼヴェルト公爵と相まみえたアルティリエ。
だが、父の口から語られた衝撃の内容と、無理を言って戦の最前線まで来たにもかかわらず何もできない無力な自分に打ちのめされてしまう。
しかし、どんな時でも妻を信じ、慈しみ、陰で支える夫ナディル陛下によって、アルティリエは大きな壁を乗り越えることに。
感涙必至の王国騒乱編、大団円!!
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みんなからのレビュー
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Moemi
27エルゼヴェルト公爵の心情を始め、色んな新事実が明らかになった巻でした。 しかし可哀想な側面もあるとは言え、公爵は想像以上に器の小さい男でしたね…。ルシエラのことも結局、自分の自尊心を満たすのに都合のいい存在でしかなかったんじゃ?今際の際に思い出すのがエフィニア王女なところもなんか腹立たしい。 エピローグの最後で混乱したんですが、公爵は死んだけどルシエラはこっそり生きてるってことでいいんでしょうか? 帝国についての伏線があまり回収されてないので、続編が読めることをものすごーく期待しています‼︎ 続きを読む…
ネタバレあり -
鯵
21リーフィッド公国絡みの発端からエルゼヴェルト公爵誘拐、帝国の陰謀と広がった話がようやく終了。帝国の内部やら旧統一帝国の秘密の伏線も何気なく張られていたのでまだまだ物語は続きそう。初っぱなルティアと公爵が対面して不毛なやり取りから始まり、公爵の心情が面倒臭く語られ、公爵が終焉を迎えた巻だった。美しく成長したルティアとナディルの関係は、ある意味相思相愛ゴールインしている状態からそのままそれ以上進展しなくて残念。(朝チュンでも良いので閨シーンを渇望♪早う♪) 続きを読む…
ネタバレあり -
絵美
15長かった王都騒乱編の完結巻。あとがきに「この巻をもって大団円を迎えることができました」って書かれていて、もしやシリーズ自体が完結ってことか…?とちょっとドキドキ。家族の問題は片付いたけど地下遺跡の謎は残っているので、その辺の謎解きをもう少し見たいな~。アルティリエの身代わりどころか、スペアキーになっちゃったっぽいレスタークの振り回されっぷり……じゃなくて、活躍する姿とかね!(笑) エルゼヴェルト公爵視点で過去を振り返るシーンがあり、エフィニアに対する彼の気持ちが描かれてはいたが…… 続きを読む…
ネタバレあり -
ゆり
12王宮騒乱編完結。エルゼヴェルト公爵の人生と本心が語られる。なんというか、アルティリエとの分かりあえなさがやるせなかった。まだルシエラ夫人の方が気持ちに寄り添えましたね……。結局二人の妻をどちらも大切にできていないよ。アルティリエとナディル陛下の信頼と愛情と美味しいご飯が今回も癒しでした。ヨーグルトレーズンパンに心が躍る。ナディの結婚相手は意外でしたが結構いいカップルかな。ラストの追い出された女性や帝国のあれこれや謎がふんだんにあるのでぜひ続きも読みたいです。二人の子供が無事に育つまでは安心できない(笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
まりもん
11エルゼヴェルト公爵と話てルシエラを一緒に生きる為じゃなく共に死ぬために選んだ女って言ったことに驚いた。そして先代エルゼヴェルト公爵の異母妹であるエレーヌ妃が行ったことを知ってビックリした。人は見かけによらない。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/10/15
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784047360600