みんなからのレビュー

• かなで

  2020/10/12

  17

  シュリーロッドを処刑せず生かしたティアレシア。その傍らには悪魔であるルディが側にいた。平穏なはずの生活に、預言者と民衆の暴動の話が舞い込んできた。そこに初めての友人エリメラも関わっている疑惑が。ルディにも頼りたいが、暴動からティアレシアを守ったルディは何日も寝込む。一人で潜入捜査するティアレシアだが、エリメラの裏切りにより捕まってしまう。だが、預言者とモブ伯爵が催眠術により詐欺を行っていることに気づき、エリメラは更正、ルディによりなんとかティアレシアも助かる。そして想いが通った瞬間、ルディは消滅した→ 続きを読む…

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• 絵美

  2020/05/18

  10

  あらぬ罪で処刑され、復讐のため悪魔と契約し公爵令嬢に転生した元女王×ヒロインの従者として付き従う悪魔。　シリーズ2作目。前作で前世の姉である現女王をその座から引きずり下ろし、復讐を遂げたヒロイン。とはいっても、あんな処分じゃ生ぬるいよね……と私は不満だったんだけど、どうやら国民も同じことを思っていたようで、今回はそれを利用した暴動が発生。蛇足かなぁ、という部分は多々あったけど、ヒロインとルディの関係がいい形で落ち着いたのでそこは満足。1巻の感想で、ご都合主義でもいいから……と書いたことが実現したし、 続きを読む…

  ネタバレあり

• HASE, Moto

  2020/05/22

  1

  陰謀によって刑死した16歳の女王の憎悪に燃える魂は、悪魔を惹き付けた。女王は悪魔と契約し転生する。復讐劇は16年後に幕を上げた。悪魔を従者とする公爵令嬢が革命を扇動する。本作はその第2巻。 いまだ不安定な政情をさらに掻き乱す「預言者」が登場。調査に乗り出すティアレシアに次々と危機が降りかかる。宮廷より市井で展開される物語が好きだし、スリリングな筋書きに引かれて一気読みだった。 それが悪魔の禁忌とわかっていながら自らの道を選ぶルディの姿が美しい。祝コミカライズ！ 続きを読む…

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