あらすじ紹介
竜を統べる姫・斎花である紗良が、星宮より流罪を宣告される。それは竜が守護する世界の在り方を変える事件の始まりだった。人の思惑が竜たちの心を傷つけて行く中、紗良は最後に誰の手を取るのか――和風恋絵巻!
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みんなからのレビュー
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さや
23★★★☆☆【シリーズ最終巻】山月府へ流罪となった紗良だったがー…。シリーズを通して竜たちが紗良を愛でる姿がとても好き。紗良を愛でる竜だけなら5★なんだけど話が駆け足過ぎた。紗良と由衣王の恋…そこに行き着くまでの流れを読みたかった!お互いに仄かに微かに恋心か?的な描写はあれど、全然足りない。とても面白い作品だっただけに残念すぎる。四竜が集まり紗良を構う場面が大好きだっただけに、このラストはとても悲しく寂しい。せめて別れの言葉をかけてあげてほしかった。また竜達に会いたいな。続編…無理だろうけど出してほしい。 続きを読む…
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フキノトウ
21やっぱり糸森さんと言えば、「鬼展開!」。溺愛からの流れだから主人公がとことんまで追い詰められる事はないのが、残念なような(笑)。2巻から時を置いての読書でしたが、読み出したらスッと世界に戻れる感じがとても嬉しかったです。 続きを読む…
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でんか
213巻目。完結巻。途中までのまったりがウソのように、最後恐ろしい勢いで話が済んだ。主人公が竜たちの心の声が聞こえるようになった経緯や、政治的な面アレコレなど、たたみかけるように明かされておなかいっぱいな感じ。ヒロインがやっぱり受難の人だったり、竜の、ヒトとは違う一途な想いの描写が大変好き。最後まで面白く拝読。 続きを読む…
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かなで
16由衣王ただ一人を好きだという紗良の描写なんてあったかな、というくらいすべてが急ぎ足で駆け抜けていった完結巻だった。星宮は良い設定だったけれど、竜を信じない黒幕が今帝で、その描写があんまりないのに、最後の最後に紗良を人柱にしようと殺害させる、しかもそこに護衛のゆきが命令を破って助けにきて、みたいな話はどうなのかな…。学ばなきゃって言ってたのに最後は由衣王と元流刑地で安寧を祈っていて、え?学ぶのはいつしたの?ってくらい…。設定が良かっただけに、この完結巻は微妙だった。 続きを読む…
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しゃちおおかみ
14由衣王とくっついて欲しかったけれど、それは最初の恋心の仄めかしがあったからで、こんな風に肝心の過程をすっ飛ばしてくれたら、なんの意味もないのよ・・・!。ゴールまでのあれやこれやが読めるから楽しいのであって。竜と人間(個人でなく)との関わりとかの先生が描きたいのだろうなという部分と、沙良と由衣王の個人間に焦点を絞るには、3巻ではあまりにページ数が少なすぎたと思います・・・。超不完全燃焼です。別ブランドのお狐様の方は、読みたいところが描いてあるといいなあ・・・。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/09/01
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784041082669