あらすじ紹介
「私、この人のために生まれてきたんだわ」時の花仙が王を見いだす百花繚乱の世。芸術の都・北煌では新たに咲いた蒲公英仙が、王を選べずにいた。焦る蒲公英だが、二人の太子――破天荒な礼苑、実直な叡春との出会いにより、花仙としての役割を自覚していく。だが、王不在の北煌に侵略の手が迫る。さらに瑞と東煌の王が三国同盟を持ち掛けてきて、蒲公英たちは決断を迫られ……!? 煌めく宿命の中華ファンタジー・第二弾!!
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
あっか
56シリーズ第2巻。1巻目よりわたしはこちらの方が好きかも!甘さが高めというのもあるし、ヒロイン(蒲公英)の強さと弱さ、ヒーロー(礼苑)の強さと弱さが絶妙にハマった感じが良い。文字通り開花するさまは清々しく気持ちよかったです!結婚はできるけど、花仙は年もとらないし子どももできない…って、過去の誰かの悲恋フラグが立ちました。笑 シリーズ名のつけ方や、花仙が王を選ぶという設定などは十二国記っぽいですが、また違った雰囲気が味わえるので中華風ファンタジーが好きな方にはおススメしたいです^^ 続きを読む…
ネタバレあり -
かなで
14再読。蒲公英が王を見つける話。 雑草と罵られようが強く生きる蒲公英の強さを見た気がする。だけど、自分の能力を生まれたてでわかっていれば蒲公英も自虐的にならなくてすんだのでは?と思いつつ、それでは礼苑の気持ちにも寄り添えなかったから仕方ない、か…。小星という名前を貰って、人を信じ、人を愛することが大好きな王のために、嘘を見抜き、王が傷つかないように寄り添う。 続きを読む…
ネタバレあり -
かなで
9前の巻より3年後のお話。北煌の新しい王を選ぶため、新しく花仙となった蒲公英。だけど、前の巻の未明とは違い、誰が王かわからなかった。さらに綿毛とくしゃみという問題も抱えていてー。 綿毛とくしゃみは正直すぎる新たな王を守るために嘘を見抜く方法だった。新たな王は蒲公英を小星と名付け、王となる覚悟をした。 めちゃくちゃ面白かった。前よりもより王宮の話が多くて、王宮ファンタジーが好きな者としてはめちゃくちゃ良かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
シュウ
5同じ世界で別の国。型破りの人がこの国には必要なのかも。平穏では済まない時代の訪れが近づいている。 続きを読む…
ネタバレあり -
平子
5前作とは違う方向からの展開で、今回は花仙ヒロインでした。王の候補者を探す内に、国の現状やそれを踏まえて誰を(どちらを)王とすべきか、そしてどうして蒲公英の花仙として産まれてきたのかを自分で答えを見つけていくのが良かった。前作の明遠も王として絡んできたし、打倒南煌になるのかな? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2019/02/01
-
定価693円(本体630円+税)
-
ISBN9784041072639