あらすじ紹介
夫ナディルのため、家出してまで実家たるエルゼヴェルトに帰る決意をしたアルティリエ。
ナディルの弟・シオンや異母兄らを巻き込み、父親が拉致された港町アル・バイゼルを目指す。
王妃であることを隠し、情報を集めながら進む中、アルティリエはこの事件の裏にある人物が深く関わっていると気付き!?
一方、最愛の妻が家出したと知ったナディルは――。
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みんなからのレビュー
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Moemi
33どっちかと言うと無神経お花畑系を想像していたので、公爵夫人の人柄が結構意外でした。 まだ本人が登場したわけじゃないですが、身の程をわきまえない愛人の典型みたいな感じですよね…。 エフィニア王女の気持ちを考えるととことん嫌な女です。 エルゼヴェルト公爵はどこが良くて寵愛したんでしょう? そしてお話の本筋とは関係ありませんが、フィル=リンの想い人がだれなのかがすごく気になります。もしかしてリリア?と思ったり。 続きを読む…
ネタバレあり -
瀧ながれ
15王宮(王都)を離れるアルティリエを描く。旅の道中の風景や、ほかの都市の特徴が描かれて、たいへん興味深かった。内陸の王都から海軍がある港町への変化でもあるので、とくにおもしろく感じたのかもしれない。彼女が不在の影武者をつとめるレスターク公子の奮闘も、楽しいというと公子に悪いかなーと思いつつ、にやにやしてしまった。 続きを読む…
ネタバレあり -
絵美
15シリーズ8作目。書き置きを残し王宮から『家出』した主人公。不穏な噂とエルゼヴェルド公爵夫妻失踪の裏には誰がいるのか……? 前巻で王妃の押しかけ騎士となったレスターク元公子が……(笑)。王妃から命じられた初任務がアレで気の毒というかなんというか(笑)。ぜひ次の巻で、あの姿で公務でびゅ~して欲しいわ。 いままでぼんやりしたイメージだったエルゼヴェルド公爵夫人はあんな人だったのか。もっと素朴で穏やかな人だと思ってた。長男は色々やらかしたけど、三男はあの家から解放されて自由に生きられるといいな。 続きを読む…
ネタバレあり -
TAMA
13変な家庭だなあとは思っていたけれど。根っこは悪役令嬢の物語。「権力を笠に夫が奪われ、子供を味方に本来の生活を守る。なのにその悪役の娘は大事にされていけ好かない。」ってところなんだろうか。真実は今の夫人に知らされないのか?このいびつな結婚が起こした歪みがほかの国に付け込まれていくさまがうまく作られてると。身代わりの騎士君もね。おばあ様の恋、お父様の失敗。んで、んで!これをどうするん?次楽しみ! 続きを読む…
ネタバレあり -
まりもん
12エルゼヴェルト公爵探しの為に実家に向かうけれど、そこで彼の妻が残念な人認定されていてそれをほっとく公爵がダメな人って思う気持ちが強くなった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/11/15
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784047352155