あらすじ紹介
女王の服を縫う事を唯一許され、王宮内で絶大な影響力を持つ「王宮裁縫師」マダム・ローレルに憧れるレリン。だが展覧会に手作りの衣裳を持ちこむと、実力不足を酷評されて夢への道
が閉ざされる。リベンジに励むレリンに、実力派の青年裁縫師・ドランが協力を申し出て二人は急接近。一方、両想いになったはずの騎士フォルスとは、すれ違ってしまい…!?
一途な恋も、夢も、新たな試練が――第15回小説大賞受賞作、待望の続編!
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みんなからのレビュー
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瀧ながれ
20今回は、「王家の裁縫師にはなれないと言われたレリン」のお話でした。立っていたところを強烈な横風を浴びてぐらついたとき、ぐっと力を溜めて踏ん張れるかどうかが、人生の分かれ道なんでしょう。レリンほどの腕なら、王家と繋がらなくても仕事はあるだろうし、諦めたって食ってはいけるので、あとは当人の気持ちがどっちを選ぶのかてことなので。襲いくる災難に、とっさの判断で最善を選択するのはさすがでした。欲をいえば、ドレスを着た彼女も見たかったです。恋の進展については、マジメとマジメのカップルなので、一波乱で一押し必要かなあ。 続きを読む…
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紅羽
6続編。前巻で七級裁縫師として登録され、ギルドに所属する事になったレリン。環境が整い、いよいよ夢に向かって走り出したいところへ一級裁縫師であるマダムから告げられた自信を砕く苦い一言。それに新キャラのドランの登場でフォルスとの仲にも暗雲が…。今回はお裁縫をしている場面も沢山あり、恋も大きく前進したので、次にドラン絡みで物語がどう動いていくのか楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
シャルル
4電子書籍。前巻でハンカチしか作ってないと言われたせいか、裁縫技術や王女付きの裁縫師になる為の覚悟が事細かに書かれてて、9割方の恋愛部分がどっかいった(汗)最後に謎の新キャラ(多分フォルスの母親?)が出てきたのに続刊がでなかったのは多分↑コレのせいだと思われます。服飾とか詳しくないから文字で説明されてもイメージできないし、読者が見たいのはレリンが裁縫師として苦悩しつつも、フォルスとのドキドキの恋愛模様やドラン君とのバチバチした三角関係なんだよ!(悲)最後の想いが通じ合って本当の恋人になれたのは良かったです。 続きを読む…
ネタバレあり -
かなで
22巻目。現在の王宮裁縫師に出会い、今までのレリンでは駄目なことに気づく。そんなときにフォルス様とも会えなくなって、新たにドランという優秀賞を取った男の子と出会う。 ドランに嫉妬するフォルス様、堪らない……! レリンを否定したマダムにも悲しい過去があったのね。そのため、安易に王宮裁縫師になりたいといったレリンを否定した。今のあなたではだめだと。 でもちゃんとレリンは周りの力を借りながら、ボロボロのドレスをボレロに仕立て直してマダムに挑んだ。すごいし、そのあとのフォルス様にきちんと気持ちを聞いたことも良かった 続きを読む…
ネタバレあり -
ちり
2レリンの成長がメインの2巻。恋愛も進んだけどさらっと流してしまうのは何故なのか。いまいちトキメキが足りない。ドランが3巻でも出てくるようで、もう少し糖度に期待したい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/04/01
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784041062906