あらすじ紹介
時は平安。心の傷を癒すため、玉依姫のもとに連れてこられた昌浩。だが、祈りを捧げつづけてきた玉依姫の最期の力が途絶え、気脈の化身である金色の龍がふたたび暴れ出してしまう。昌浩は神の力を取り戻すため、紅蓮といっしょに龍を倒し、地御柱をおおう邪念を断ち切ろうとする。そこで昌浩が目にした本当の敵とは──!? いま、玉依姫をめぐる哀しい真実が明らかになる。玉依編、完結!!
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みんなからのレビュー
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梅みかん
10闇を乗り越えたその先には光がある。 この話も裏には黄泉の影が。 紅蓮と同等の力を持つ益荒がいて、二人が共闘してるところが新鮮だった。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりもん
10いや~、それぞれに自分の傷口に向き合う話だったなぁ。 彰子は風音との会話で自分の気持ちに向き合い相手がどう思っているのかより自分がどうしたいのかに気づいた。昌浩も自分が眠っている間の出来事をもっくんから聞き自分のすることを考える。あの黒い縄の根源は度会達が斎に吐いた暴言等だったということは驚いた。 続きを読む…
ネタバレあり -
透馬なごみ
6玉依編完結。これで少年陰陽師終わりですって言われても納得できる終わり方でした、終わりませんけど。昌浩も辛かったと思うんだけど、斎も辛く感じました。彼女は昌浩とまたどこかで助け合って欲しいなぁ。昌浩の苦しんでる姿をみてる周りをみて、「きっと誰も彼もみんなが見守ってくれている。そんな気がする」と思いました。人は見守りあってるんだなぁと。 続きを読む…
ネタバレあり -
紅羽
6玉依編、完結巻。心の傷を主眼に置いた重いテーマでしたが、一番響くものがありました。彰子が、しっかり自分と向き合い、壁を乗り越えていく姿はとても彼女の成長を感じました。鬼に落ちたら人には戻れない。再びこの懸念は昌浩に降りかかるかもしれません、ですが凄い陰陽師さん(笑)が塞いでくれたように、きっと誰かが支えてくれるのでしょう。凄い陰陽師さん、格好良いですな(笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
みとん
5これから、斎ちゃんはものすごく苦労すると思うし、玉依姫のことは切なかったけど、一応めでたしめでたし。・・・まぁ、本当にこれから渡会たちとどう接していくのやら。次代玉依姫としてのお仕事もあるし、突如現れたパパとどういう関係を築いていくのやら。ほほえましくもあり、ちょっと短編集とかで見たかったな。彰子と昌浩の関係も修繕されていくのかなぁ?っていうか、誰か昌浩の意識ないときの出来事教えてる!?彰子に説明しなきゃ良くなるものも良くならないと思われるよ!人を守るならまず自分を大事に、犠牲ってカッコいいものじゃない。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2009/02/01
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定価524円(本体476円+税)
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ISBN9784044416331
関連サイト
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公式サイト