あらすじ紹介
ハイランド国王は「人間と妖精は対等である」と誓約することを決める。しかし公にする条件は、シャルが「最初の銀砂糖」を持ち帰る事だった。人間と妖精の、自らの運命を賭けた戦いがはじまる!!
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みんなからのレビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
50アンのママ、エマの秘密。当代に限って三人生まれた妖精王候補の秘密。王国の秘密。色々な秘密が一度に解き明かされて、色々びっくりすると同時に終わりの近さに気がついてかなしい気持ちになりました。皆がそれぞれの愛と、秘密を守る守護者なんだ。アンとシャルの草の指輪のシーンが微笑ましい。安が銀砂糖に触れる時にきちんとそれを外したから、彼女が緊張しているけどクリアな状態なんだと思いました。いつか二人ぽっちも寂しくて、欲しいものを当てられなかったのは他に欲しいものがあるからで、とかちょっと哲学的な銀砂糖妖精筆頭さんでした 続きを読む…
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フキノトウ
49シャルとアンのやりとりが甘くてちょっとニヤニヤしてしまいました。甘さのクライマックスで、力一杯大人の対応をしようとするアンだったけれど、どこかズレていてそんなアンに脱力しながらも、すこしずつ教えていくと言ったシャルがカッコ良かったです!そして、キャットとミスリルの会話に吹きだしながらも和みました^^銀砂糖妖精筆頭が3千歳なのには驚きました。宰相のコレット公爵が不穏に蠢いていて、不気味だったけれど、本当に余計なことを~^^;やっぱり、妖精と人間の誓約への道は険しいんですね。 続きを読む…
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藤月はな(灯れ松明の火)
41うわぁ~、前巻の「紺の宰相」を読んでいないからアンとシャルの仲が一気に進んでいたり、エドマンド2世とシャルが一戦、交えていたらしいと知って吃驚した・・・。しかし、エリルが周囲によって図らずとも妖精王に祭り上げられ、苦悩していく姿は痛々しくて辛いです。ごちゃごちゃ、言う周囲があっても自分自身で考えるって大変で逃げたくなるよね。ご老体の諦観も遣る瀬無いけど、あの時間はかけがいのないものだったんだろう。それにしても読友さんのつぶやきでキャットCVが石田彰氏だと知ってから喧嘩早っそうな石田声で変換されてしまいます 続きを読む…
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みさき
36砂糖菓子の存続がかかっているアンとシャルの旅。表紙の様子からシリアス展開まっしぐらかと思いきや・・・ミスリルはいないし、アンはシャルに調教され深いキスに慣れてきて、甘さもときめきも満載でした!シャルが指輪を贈るシーンも素敵vエマの師匠については推測通りだったけど、エマが筆頭の側で80年の時を過ごしていたことにはびっくりです。ラファルとエリルのことやコレットの企み等、誓約に向けての問題は山積みですが、人間と妖精が共存する未来と、シャルがアンにベッドの中でのあれこれを教える日(笑)が無事に訪れますように! 続きを読む…
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サラ
33エマの正体が予想の斜め上だった!うわーなるほど、アンが数少ない女性銀砂糖師になれるわけだ。この構想いつからあったのかとても気になる。いつも読み終えるたび思うけど、この作者さんはデビュー作とは思えないほど話の作り込みが深い。これで残された伏線はヒューの出自くらいかな?そろそろクライマックスに近づいてるのかな?風鬼花伝もいいけど、やっぱりこっちのシリーズが好きなので寂しい。最後にアンとシャルが幸せになれることを願ってる! 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/01/01
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定価616円(本体560円+税)
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ISBN9784041011591
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