あらすじ紹介
芸術の才を持つ者を重用するデイランド王国。貧乏令嬢のジルは、家のため男として働くことを決心する。
王都・銀王宮でのお仕事は、天才芸術家と名高い4人の貴公子たちのお世話係。
気難しく不器用な主たちに振り回されるうち、“幻想の守護者”の異名を持つ女嫌いの天才画家・ライナスと急接近!?
「僕の恋人になってくれないか」
甘い言葉に男の“はず”のジルは大混乱! 任期は一年、男装令嬢の波乱のおつとめ生活、開幕!
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みんなからのレビュー
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さや
23★★★☆☆読むのにとんでもなく時間がかかってしまった。設定はよくある男装モノ。審美眼のある方々なのだから、女だとバレそうなものだけど…まぁ、置いておいて。4人の芸術家が登場するけれど、これが問題で…名前とキャラが一致しない!何度も登場人物紹介を確認しながらの読書は、なかなか骨が折れた。ヒロインは本当に頑張り屋さんで好感がもてる。天野ちぎりさんのイラストはやっぱり美しいなぁ。 続きを読む…
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瀧ながれ
22家計のために男装して芸術家貴公子たちの世話係に就職するヒロイン。彼女の働きがよくて、四人の貴公子たちがだんだん気を許していく展開に嬉しくなる。男装ヒロインがドレスを着るエピソードも、この手合いではお約束だけど、そこがいい。同じ建物のなかでも、てんで勝手に創作活動や生活をしていた四人が、やがてそれぞれの能力を出しあってひとつの大きな作品を完成させる結末は感動的だった。キャラクターの魅力をもっとみたいし、まだ契約期間は終わってないので、ぜひ続編を書いてほしいなあ。あんまり恋愛に傾かないやつ、…はムリか。 続きを読む…
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でんか
14わりあいおもしろいきがする。文章は読みやすい。ヒロインは、ぱきぱき働いていて気持ちの良い男装令嬢。お仕事メインで糖分はあまりない。なんとなくそのへんの流れで続編がありそうな感じの結末。ヒロインの職場は、芸術家4人、いずれも個性的ですが、キャラと能力と性格の紐付けが難しかった。最初のページのキャラ紹介、何回も参照してしまった……。読み手の脳みその問題か、書き方の問題かは分からんですが。余談ですが、この本の前に読んだ本にも、昔ヒロインからハンカチをもらって大事にしてた…ってネタ読んだのですが、流行りなの? 続きを読む…
ネタバレあり -
黒ごま
10男装で芸術家の助手のお仕事、住み込みで気難しい貴公子達のお世話もなんてバレないほうがおかしいけど意外とバレない。物語の約束が正しく守られる美しい調和の世界。こういうの好き。美しいものが山盛り出てくる。他人に興味ないはずの人が男装のヒロインをいつもふわーーっとみてる。わりと優しい視線でみてる。よい。イラストが美しすぎてしつこく拝んでしまう。 続きを読む…
ネタバレあり -
カッパ
9貧乏令嬢が妹の為、そして一生ひとりで生きていくため。男装して1年間助手として働き教師をめざすという話。助手をするのは4人の芸術家でもあり貴族でもある男たち。男装がばれないようにそして認められるように努力する主人公。 女装したらとってもきれい。男性だと思っているから受け入れられるなどお約束もきっちりおさえています。あっという間に読んでしまいました。気分転換にはやはりライトノベル的な本が最高! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/11/01
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784041062845