あらすじ紹介
やんぬるかな――国中に押し寄せる木枯れと死の連鎖。伊勢だけでなく愛宕にまで及ぶそれに、十二神将たちの力は限界を迎えつつあった。
そして都に戻った昌浩と紅蓮が直面する残酷な宿命。
「お前の後継。残る寿命は、――」
しかし昌浩は、再会した藤花の涙に戦う覚悟を決める。あの日、櫻の中に埋めてきた願いを守るために……。
ついに辿りついた智鋪衆の本当の目的、それは最古の咒言を為すためだった! <厳霊編>第3弾!
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みんなからのレビュー
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フキノトウ
27何十年も前から敵側が邪魔な術者(優秀で)を呪い消してきたとか、やるせないです。この思惑を潰すのが昌浩だとしても、代償を思うと喜べない。暗く厳しい展開が続いてしんどいけれど、続き待ってます! 続きを読む…
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ガーガー
27今までみんなのために頑張ってきたのにまだまだ頑張らないといけない昌浩。どうしてこんなに悪いことばっかり起きるのか…。安倍の清明の孫として生まれた運命なのか。藤花とのやりとりは、思わずこれ以上昌浩に期待しないでくれ!と言いたくなったり。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっしー
14本当に重たすぎる…。前作から話としての進展はありましたが、内容はどんどんとマイナスの方向へ向かっているようにしか思えません。昌浩の寿命、自覚がある上に周囲が止めても信念の為、守りたいものの為に自らを犠牲にして走り続けるのでしょうね。笑って迎えられる結末を信じたいものです。 個人的には久しぶりに太裳の活躍が見れて嬉しかったです。そろそろ青龍にも出番を期待します(笑 続きを読む…
ネタバレあり -
naona
10えっ、あれ?冥官大活躍。主役どころか陰陽師連中みんなくってる。成親との対決シーンが『篁破幻草子』かと思うほど。おばば様の名前ってまさか…。都に呼び戻された時がすごく昔に思えるけど、そんなに時間経ってないんですよね、そういえば。神将に怒られまくる昌浩がなんだかじぃさまに重なる。藤花に対する昌浩の態度が、予想以上に硬くなったのは、成長しただけじゃなくて微かな希みすら叶えられないと知ってしまったからだったのねと納得。それでもお姫様の願いを叶えてこそ、陰陽師!頑張れ、負けるな、晴明の孫ー! 続きを読む…
ネタバレあり -
かなで
9全ての寿命を彰子のために使う。昔からの昌浩と変わらないのに、容赦なく宿命は動いていく。 彰子と昌浩の御簾越しの対面は、泣いてしまった。 あの時は、そばにいられなくとも君が生きて幸せに成れれば、と言う感じだったのに、今はそれさえも許されない。でも願わずにはいられない、昌浩と彰子のこれからを。 早く次の巻をよみたい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/10/01
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784041056264
関連サイト
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公式サイト