あらすじ紹介
突然行方不明になった蒼馬を追って、京を発った白火。しかし、潜り込んだ荷馬車の中で眠ってしまった白火は都を騒がす義賊「土蜘蛛」の頭・朱鬼に拾われる。更に鬼のすみか、大江山で再会した蒼馬は白火に冷たくて!
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みんなからのレビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
15今回は能「土蜘蛛」が底本。ちょっとお能をかじったことがあるので、ああ、そういう解釈で来たか~、と膝を打ってみたり若干釈然としない気持ちになってみたり。『猩々』の場面はなんだか可愛くて好き。今でこそ畏まって見るものだけど、当時はこんな風に酒の席の一興で舞っていたりするのよね~、とその場にいる気分で読めました。あ、あと主人公は白火(はくび)だったんですね。ずっと(しらひ)だと思って読んでいました。恐ろしや、名前はちゃんと呼んであげないと。 続きを読む…
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judy
10イラスト★★★★★内容★★★★:2幕で止めるつもりだったんだけど、こちらで“皇子”の噂を知り、もしやっ!?と思い急ぎ購入。買って良かった!一気に面白くなった!どこへ向かおうとしてるのか今一ボヤけた印象だったのが、蒼馬の過去が明らかになり、新キャラ登場で物語がぐぐっと動きましたね。それにしても白火は天然たらしだなぁw女の子キャラ全員、健気で格好良くて好感持てます◎朱鬼は憎めないヤンチャ&ニブチンですねw早く自分の思いに気付いてほしいし、心配だよ~>< 4幕は個人的ご贔屓なあの御方の登場かしら?わくわく…♪♪ 続きを読む…
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U
9紅ちゃんの見た目が(想像すると)好みど真ん中なんですがサカノ先生描いてくれないかしら!(爆) それはともかくなんて空回りな盗賊なんだ……瑪瑙さん苦労人……。意外に物語が動いたので、次巻がどうなるのか気になります。主人公より瑪瑙さんの方がキャラ的に好きかもしれん。でも紅さんを天然たらす白火は良かった(笑)。 続きを読む…
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シュウ
7蒼馬の出自に関わるお話。知られたくないにしても、何か言付けていくべきだったね。白火に無茶させたくなかったのなら。連綿と続いてきた憎しみを断ち切らなくては、未来はない。 続きを読む…
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みとん
7隠されていることにも気付かなかった、蒼馬の故郷秘話!まぁ、最初は読み切りの予定だったんだろうけど。しかし、不自然さもなくストーリーが展開するのは素晴らしい。さて今回初登場、大江山の土蜘蛛ファミリー!大将は蒼馬の従兄弟(!)朱鬼、朱鬼の片腕でもあり朱鬼に片想い中の姉さん・瑪瑙、白火いわく「うさぎ」の白銀の髪と赤い瞳の少女・紅ちゃんなど、ぞくぞく登場。もちろんイチャイチャシーンも(笑)二巻にも増して緊迫した状況。蒼馬の本格的な戦闘シーンも。それにしても「土蜘蛛」の能、ちょっと観てみたくなっちゃった。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2011/03/01
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定価545円(本体495円+税)
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ISBN9784044550387