あらすじ紹介
名君が治めると有名なリンドール王国で、国王の孫娘の私・フランチェスカはチェス大好き、おうち大好きなひきこもり。
しかし祖父が急逝、遺言で女王候補に指名されていた。
パニックの私の前に現れたのは王様候補の貴公子達――華やかで俺様なスチュワート、頭脳派のシアン、騎士団長のアーヴィン。
ぜひ彼らの中から王様を! と奮闘するけど空回り。しかも「女王陛下に忠誠を」ってそれ誓約ですか? 求婚ですか?
平穏な日常を取り戻せ! ひきこもり姫の決死の抵抗の行方は――?
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みんなからのレビュー
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しゅてふぁん
26引き籠もりの王孫公爵令嬢のフランが突然女王候補になり、他の候補者と競い合うことに。長い間引き籠もっていた割には優秀だなというのは置いておいて(笑)糖度は低めでちょっぴり血生臭かったけれど(!)安定感があり最後まで安心して読める。私は若いスチュアートよりも大人で落ち着きのあるアーヴィンの方が好み( *´艸`)この話続きそうだなと思ったら、やっぱり来月に次巻が出るのか。 続きを読む…
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陸抗
22子供の頃に言われたある一言から、引きこもりになってしまったフランチェスカ。祖父の国王と手紙でチェスをするのが唯一の楽しみだったのに、祖父が亡くなったことから事態は急変。フランチェスカを含める4人が、国王候補として指名されてしまう。タイトルから結末は簡単に予想出来るけれど、この候補者だった理由は単純に血縁だけでは無さそう。作中で細かく説明されている、貴族の身分制度のせいで先代も改革には苦労してたようだし。王の選定と平行して国内の膿も出せると考えたのか、それともスチュワートの恋心を成就させたかったのか。 続きを読む…
ネタバレあり -
さや
19★★★☆☆引きこもりの令嬢が、祖父であり国王の遺言で国王候補になってしまいー…。高齢で病に臥せっているのに次期国王を決めていなかったり、投票で国王を決めようとしていたり。国王ってこんなに軽いものだっけ?どんなに行動力があってチェスがうまくても、つい最近まで引きこっていたお嬢様が国王かぁ…と国民の気持ちで考えたら心配になる。実は昔から女王にするつもりで、引きこもりながらも帝王学を学んでました!くらいの説得力が欲しい。候補の1人が昔からヒロインに想いを寄せていたけれど、進展はないまま。この本は続くのだろうか? 続きを読む…
ネタバレあり -
anko
12祖父である国王が崩御してから次期国王候補に挙げられた公爵令嬢のフランチェスカ。俺様なスチュワート、頭脳派のシアン、騎士団長のアーヴィンと4人の中から自分達でこの国を導いていく国王を選ぶことに。謀略や襲撃があったりと事件が起こる中チェスで鍛えた洞察力と祖父の国や民に対する思いを守るためにフランチェスカは力を発揮します。事件を解決して行く過程で行動を共にしコミュニケーションをとった貴公子達が彼女がふさわしいと思ったのがすごく理解できた。ただ投票で彼女が選ばれて女王になってからのお話まで読みたかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
紅羽
9祖父の遺言で急に王国の跡継ぎ候補となったひきこもりのヒロイン。候補は彼女の他に3人いて、候補者の投票で跡継ぎが決まる事に…。それと同時に蠢く陰謀。それを暴くべく、ヒロインは3人の非協力的な候補者たちと立ち回るのですが、徐々に彼らの信用を得、ひきこもりだった性格も改善されていく過程が面白かったです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/09/01
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784041060414