あらすじ紹介
時は平安。神代の昔に閉ざされた黄泉の扉を、開こうと画策する者がいる。宗主と名のる謎の人物と、配下の女術師・風音。「我は天の帝を破砕し、地の帝を弑逆す――!!」そのために彼らが欲するのは、神の血をもつ生贄。北辰が翳り瘴気が吹き荒れるなか、半人前陰陽師・昌浩は都を救うため十二神将らと奔走するが……。昌浩に現れた“失せものの相”は一体何を意味するのか。少年陰陽師“風音編”衝撃の展開へ!!
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合縁奇縁
62『昌浩の相棒・紅蓮に最大の危機が――?』以前から暗躍していた謎の"宗主"がついに行動を開始。当代の帝に連なる者を呪詛し、また冥穴をうがって黄泉の風を呼び起こし始める。さらに宗主の部下・風音は、幼い皇女・脩子をさらって姿をくらませた――!!「少年陰陽師」シリーズ第6弾。風音編第3弾。十二神将の勾陳さん初登場。風音によって穿たれた黄泉につながる瘴穴を封じる為、昌浩達が行動を開始するが、事態は思いもよらぬ展開へ…。もっくんの辛い過去を抉るように心を攻めてくる。昌浩は紅蓮の過去を清明の口から聞かされる。55年前に 続きを読む…
ネタバレあり -
七月せら
18〈再読〉誰の心にも冷たくひび割れた部分がある。幼くも賢い姫宮にも、最強にして最凶の神将にも。普段は心の奥底にしまい込まれていても、ふとした事で鈍く疼く傷痕。それを無理に押し広げて術中に絡め取るような真似は決して許されることでないけれど、そうせざるを得ない彼女もまた癒えない傷を抱え、他に縋るものもないのだとしたら。失せ物の相に注意をしていたのに、それはあまりにも近しくて失くすことなんて考えられないものだったから。「奪われたなら、奪い返すまでのこと。」神将が次点、勾陣の不敵な笑みだけが唯一の救い。 続きを読む…
ネタバレあり -
雪守
11風音編第二弾。風音によって穿たれた黄泉につながる瘴穴を封じる為、昌浩達が行動を開始するが、事態は思いもよらぬ展開へ…。太陰のお転婆振りが楽しかったり、風音と六合の関係も気になったりするけれど、しかしやはり昌浩の今後がどうしても心配になります。あまり書きすぎるとネタバレになるので控えますが、とにかく救いのない結末を迎えないでほしいと願っています。次巻を楽しみに読みます。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりもん
11昌浩の夢の意味が敏次が予告した失せものの相の意味が合致した。(T^T) 最初はもっくんと昌浩の掛け合いを楽しみつつ読んでいたのだが、後半はもう絶対もっくんが~~と心の中で叫びまくり。 風音の正体についてはマジという感じでした。だってつまり巫女は出産したってことですよね?どこで?なんて疑問が。 晴明が語った昔話を昌浩はさらっと受け止めたけど、今回の紅蓮の行為をどう受け止めていけるのか当事者になった昌浩が心配だ。 続きを読む…
ネタバレあり -
梅みかん
9紅蓮が絶望的な状況に。紅蓮にとっても、昌浩にとっても、あまりに残酷。風音も六合の手を取れれば。 そして、最後に勾陣登場。いつもかっこいいです❗️ 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2003/05/01
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定価503円(本体457円+税)
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ISBN9784044416102
関連サイト
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公式サイト