あらすじ紹介
ティーエは山を下りた。人間の世界に戻るために…。最初の目的地はハイセレの村。ケントウリ族を神と崇める素朴な人々の住む山里だ。だが、初めて出会った人々の思念は、ティーエをとまどわせ、恐怖させた。ティーエは逃げだし、森に隠れた。その夜、山は嵐に包まれた。そのころ…。イルアデルは決断を迫られていた。グラウルは囁く、あなたが生き残り、王位に就くには、他に途はないのだ、と―。父王暗殺。イルアデルの心は嵐の中の木木の梢のように揺れた。だが…。ティーエ、ラクシ、ボイス、そしてイルアデル。若者たちが出会い、その運命を絡み合わせる以前、それぞれの道を歩みはじめたばかりの頃を描く、ファン待望の書き下ろし短編集。
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みんなからのレビュー
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文庫フリーク@灯れ松明の火
27ティーエ イルアデル&グラウル ラクシ&ハラドは楽しめたのだけれど、『大河』ボイスに脱力。『恋にも至らなかった〜胸を暖めたのだった』―完― 朴念人にすら至らない。―完―の上に【鈍】を加えて読了。後期のナリスを徹底的に漂白して黒さのもろもろ落とし、慈愛加えたらハラドになりそう。 続きを読む…
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エンブレムT
21滅びに向かう大陸を、旅する3人の若者達。それぞれが出会う前にはどんな出来事があったのか。ファンサービス的な外伝でした。山の神と間違えられ戸惑うティーエ。ホラーな展開に立ち向かうラクシ。そして、何がしたいのかサッパリわからないボイス(爆)・・・・・・この、人を疑うということをしない3人が旅なんかしてて大丈夫なんだろか?と、心配になったファンも多かろう!ボイスの物語なんて、美しいイラストと共に「恋にも至らなかった淡い思い」などとまとめられてますが「・・・え?・・・」としか言いようがありませんでした(笑) 続きを読む…
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珂音
14ティーエが山を降りた直後、ラクシと出会う前の話とラクシがまだお姫さまだった頃の2編を収録。ついに寄り道(外伝)も読み終わってしまった、残るは最終章28巻のみ。 続きを読む…
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朱音
11期待して(何を?)読んだわりに不完全燃焼な短編。主役3人(ともう一人)が出会う前の挿話なのだがティーエ編は本編の補完的で本編中に入れておいても良かったのでは?説明が二重になるのは本編読んだ人にはダブるんだよね。描き足りなかったから書かれたものかな?ボイス編はなんじゃこれ?(笑)でもやっぱり朴念仁「何が何だかわからなかったが、嫌な感じはしなかった」18歳の健康な男子がこれかい!だからアンタはもう…!!ラクシ編は兄君との描写が良かった。兄ちゃんいい人だな~。確かにこのとき彼女虫平気だわな(笑) 続きを読む…
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mayuri(Toli)
7ボイスよ、あなたは何がしたいんだ! と突っ込みたくなった巻、 そしてイルアデルは本当に孤独だなあと。 ラクシとハラドのお話は楽しめました。 ラクシは兄とかと話してるときは本当に可憐な女の子で可愛い。 ハラド様は正統派な君主って感じがポイント高かったです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日1992/07/01
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定価528円(本体480円+税)
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ISBN9784829124505