あらすじ紹介
百年もの間ほぼ鎖国状態だった西沙国と、崑国の国交樹立話が持ち上がった。理美は過酷な交渉でお疲れ気味の皇帝・ショウ飛の心身を癒やすため、専属のお夜食係に任命される。名誉ある役目に意気込む理美だが、朱西と一緒に過ごす時間は徐々に少なくなっていく。一方、理美への恋心を自覚した朱西は自分の気持ちを封印しようとするが……? この恋は、忘れないといけない夢だった――。3人のせつない想いが交差する、第3弾!!
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みんなからのレビュー
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よっち
50百年もの間ほぼ鎖国状態だった西沙国と崑国の国交樹立話が持ち上がり、交渉を成功させるため朱西は皇帝・祥飛の補佐を命じられ、理美は祥飛専属お夜食係に任命される第三弾。どことなくお互いを意識する朱西と理美、それを気にかける祥飛という危うさのある切ない三角関係の構図。やってきた外交使節団との進まない交渉では、これまた理美がいろいろ繋いだり提案したりといい感じに存在感ありましたね。祥飛も成長したところを見せ三角関係は二転三転しつつも少し風向きが変わってきたと思ったらここで波乱の予感とは…。次巻が早く読みたいです。 続きを読む…
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kagetrasama-aoi(葵・橘)
39「一華後宮料理帖」第三品目。今作は西沙国と崙国の料理対決がメイン?西沙国はカレー料理、崑国は広東風中華料理をイメージしながら読みました。漸くタイトルの料理帖らしくなってきました。後宮については、皇帝の女官(つまりは妻の一人)の立場にしては、理美が朱西に抱く感情がアッケラカンとし過ぎてる気がします…。つまりは三角関係と言うより犯罪なんですけど( ; ゜Д゜)。ビーンズ文庫ではこの位の軽い気持ちの方が受け入れやすいんでしょうか? 続きを読む…
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ううち
28第3弾。インドっぽいお国との外交。四夫人が華麗に活躍してとても嬉しい。 そしてお仕事の時は雰囲気がキリッと変わる理美にぞくっときます。 陛下の理美に対する描写があまりないので、いつのまにそんなゾッコンになったのだろうか。読み返してみよう。 続きを読む…
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ぐっち
273巻目。もうちょっと長く書いていいことになったのか、話が広がってきました。皇帝推しで読んできたのですが、何だか不穏。そして切ない~。今回のカレーの国との交流は理美ならではの良さが出ていて良かったです。 続きを読む…
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シルク
23「そこに注がれたのは、白っぽく茶色がかった液体だった。熟成した茶っ葉の香りがする。口に含むとまろやかな牛の乳の味がして、なおかつ蕩けるほどに甘かった。刺激的な香りがするのは、肉桂と生姜だろうか。茶に香りをつけているのだ。/『おいしい』」(pp.112-3) この、異国からの使節とのお茶の場面が好きだ。チャイだな? それ♡ 美味しいよね、大好きさ! てな感じになる。……「彼女が可愛くて堪らない」と食学博士朱西は悩む。視線の先にいるのは、下級妃理美。彼女は皇帝の所有物だ。この想いは許されない。なのに……3巻。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2017/03/01
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784041051696
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