あらすじ紹介
ひょんなことから、召し使いグレーテルの身体に乗り移ってしまった王女フレデリカ。そんな中、王女のお披露目会が開催されることに! さらに陸軍大臣ミュラー公爵がグレーテルに疑惑を抱き、探りを入れてきて?
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みんなからのレビュー
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ひめありす@灯れ松明の火
78今回もふわふわきらきらと愛らしい綿菓子のような表紙。だけど、フレデリカが中に抱えているものは重かった。妖精と讃えられ、宝石と褒めそやされ、けれど眠りは暗い部屋の中で独りぼっち。眠れない事さえ誰も知らないままで。だからこそ彼女はまっすぐだし、全身全霊の自分をぶつける事で他人の信頼を勝ち得ることが出来たんだと思います。そして母の愛があり、父の信頼があり、友達の存在が出来た。天真爛漫な狂犬ユリウスの本当の意味での信頼を勝ち得られるのはいったいいつのことかな。この流れで行くと二十三時間目あたりのような気がします。 続きを読む…
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合縁奇縁
76王女フレデリカがイザークの協力ので、1日1時間だけ元の身体に戻れる方法を見つけて喜んだのも束の間、王位継承のお披露目会が開催されることに。さらに陸軍大臣ミュラー公爵がグレーテルに疑惑を抱き、探りを入れてきて?「箱入り王女の災難」シリーズ第2弾。未だ女王としての自覚も、自分の方向性も見えないヒロインですが、彼女なりに頑張っております。フレデリカとイザークの事情を知る公爵家のユリウスは、女王にするために手段を選ばない冷徹な男ですが、1巻では知的で強い味方のように感じたのに、この巻ではすっかり狂犬扱い。 続きを読む…
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フキノトウ
44表紙の淡い色合いがとっても可憐で素敵。外見も中身も綺麗な王女・フレデリカの命を狙う組織がはっきりしないままなので落ち着きません。一応味方のユリウスも、普段はにこにこしてるけど、違う一面も持っているので安心できないな。ある決意をしたフレデリカが凛としていて格好いい。そして、グレーテルの秘密も判明。切ないです。フレデリカに惹かれ始めたイザーク、新たな味方もできたのでこれからが楽しみです。 続きを読む…
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翔(かける)
37第2巻。前巻はラストにモヤっとしたけど、今回は楽しく読了。フレデリカが王女として成長していく姿を読みたかったので満足です。生真面目なミュラー公爵に何か隠していると疑われ、フレデリカの秘密がばれないように奮闘するお話。二面性のあるユリウスも、芯がしっかりしているので、読んでいて気持ちがいいです。イザークが安易に恋愛に走らないところも好き。添い寝は…ちょっと無理やりだったかな(苦笑)。王女ゆえにどんくさかったフレデリカが、グレーテルやミュラー公爵に一泡吹かせる展開で良かった。モヤモヤも浄化されていきました。 続きを読む…
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みさき
36綱渡りの日々を駆け抜けたフレデリカ。無事にミュラー公爵の忠誠をGET!臆病で根暗だけど卑屈にならずに頑張るフレデリカ。ホント可愛いわ♪イザークが守りたくなるのは当然だと思う。フレデリカが1時間だけ王女の器に戻る時のイザークとのやり取りが好き。特に園遊会直前のイザークにドキドキしましたvいつかフレデリカとイザークの想いが恋に変わった時、障害が半端ないのが辛い。グレーテルの正体は推測通りだったけど、イザークも承知しているとは思わなかった。グレーテルの事情は切ないですね・・・。続きが待ち遠しい。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/09/30
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定価616円(本体560円+税)
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ISBN9784041029510