あらすじ紹介
雪の精霊そっくりで可愛らしく、超わがまま姫だったルチア。
だけど七歳の時に初恋の貴公子にプライドをへし折られ、完璧な姫になることを決意!
時は経ってルチア十六歳。
再会した貴公子ユリウスはスパルタ鬼教師だった!?
しかも、王妃教育かと思っていたら王になるための教育だったの!?
「姫、あなたには国を変える力がある」
「ルチア様はいつでも十割残念可愛いんですのよ!」
「私はあなたの臣下――いいえ、従順な犬となりましょう!」
仲間たちに溺愛されすぎ(!?)雪姫のトンデモ救国物語、開幕!!
みんなからのレビュー
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ハナ
11わがままだったお姫様が初恋相手のユリウスに矜持を叩き折られ、完璧な姫になることを決意。数年後、教育係として再会したユリウスと腐敗した国を救う話。これだけ馬鹿にされてるのに王女として頑張るヒロイン、すごくいい子だ。ユリウスもう少し気遣ってあげればいいのにと思うが、読み進めてうちにこういうノリの話なんだなと分かってきた。最終的にちょっと抜けてるけど打たれ強いお姫様が周囲の側近たち(うち2名変態)に馬鹿にされ(愛でられ)て救国を目指す話なのかなと思った。ちょっと私には合わなかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
ゆう
9我儘、だった、という感じかなぁ。あまりルチアには悪感情もなく、得にはじめの幼少期以外は我儘だとは思わなかったので、そういった雰囲気を望むなら合わないかもしれない。我儘な姫が腐敗した国に気付かずに隣国の王子から婚約破棄をいいわたされる。そして傷つきながらも声をかけてきたユリウスにより立派な淑女になると決める。という大元。ルチア自身も姫としての評価は別として孤児院に自ら出向くなど優しい民を思う姫。あと周りが濃すぎるかな。面白かったけど、エリオットもあれだし。続刊が出そうな感じなのですが、出るなら読みたい 続きを読む…
ネタバレあり -
サラ
7面白くないわけじゃないけど、色んな要素を詰め込んだせいで中途半端な読後感。我儘な王女の成長ものを書きたかったんだろうけど、作中で散々罵倒されているわりに主人公の我儘が大したことない。むしろ年相応なのに公衆の面前で他国の王族を侮辱した元婚約者のほうが年長のぶん馬鹿では?個性的なキャラクターたちのコメディは楽しいけど、そのぶん革命が差し迫っている緊張感が全然伝わってこない。いくら変装していても、王都へ頻繁に出入りしているのに一度も絡まれたりしない国で革命が起きるとは思えない。続刊で巻き返せるかな? 続きを読む…
ネタバレあり -
加那
6サクッと読了。読みやすいのは、姫さまの性格ゆえかしら。幼少時の黒歴史はさておき、凄く真っ当な王女で、好感もてました。直ぐに讃えろだの、靴を舐めろだの変なことは言うんですけどね。して、ラブ方面は壊滅状態なのですが、芽はあるとおもうのいねぇ。ってか、次。続刊されるよねぇ? 続きを読む…
ネタバレあり -
有子
47歳の時にプライドをへし折られ、完璧な姫を目指したことで矜持と愛国心はそのままに賢さも備えた元わがまま姫が、腐敗した国を立て直すべく王になろうと奮闘するお話。自分には力がないと諦めていたルチアが、幸せな国にするため我儘になるのが良かった。でもユリウスとの恋愛は芽ならあるね程度だし、最後に味方してくれた敵の中心貴族や魔術の名門家についての掘り下げも欲しいし、続きも読みたいんだけどなぁ…?ルチアをドロドロに甘やかしたい侍女と、罵られ振り回されたい従者、変態2人がとても生き生きとしてましたね。笑 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/02/15
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784047349766