あらすじ紹介
時は平安。天狗の子・疾風にかけられた外法を形代にうつし、なんとか助けようとする昌浩。ところが、都では藤原行成の息子・実経が謎の病に倒れてしまう。疾風を襲った外法師が、実経にも同じ外法をかけていたのだ。そのうえ外法師は、実経を救いたければ、疾風から手を引けと昌浩を脅してきた!! 昌浩は疾風と実経のふたりを救うために、外法師を倒そうとするけれど──!? 大人気シリーズ<颯峰編>、激動の第三巻!!
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みんなからのレビュー
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まりもん
19昌浩が天狗の口車にのせられてもっくん達を愛宕に連れて行くなんていう約束をしてしまう。夢殿で外法師に脅迫されたりと大変なことが次々と。そんな時に成親によるアドバイスで外法には外法でということに。流石に抜け道を考え出すこの柔軟さを少しは昌浩も必要なのかも。成親の励ましとむちゃぶりは最高だった。ただ、そのやり方を颯峰に誤解されたのが辛かった 続きを読む…
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和夜
17颯峰編3巻。話の流れ的にこれが最終巻かなー、と思ったらまさかの続きが。飄舞ハーフだったんですね。成親兄上、いいお兄ちゃんですね。「己が己にかける呪ほど強いものはない」自分の限界も可能性も決めるのは自分自身ですもんね。自分がもうダメだと思ったらそこでもう終わり。逆にまだいける、と思ったらまだまだ大丈夫ってことですよね。もちろん、体や心が壊れない程度に。さて、外法師は倒したけどまだ一波乱ありそう。飄舞が本当の黒幕なんでしょうか?次巻が気になります。 続きを読む…
ネタバレあり -
梅みかん
8昌浩には、苦渋の決断続き。でも、じい様を超える陰陽師を目指すなら、避けては通れない。 じい様といい、十二神将といい、兄上達といい、昌浩は本当に恵まれてる。その状況に傲らず、真面目に一生懸命なところが昌浩のいいところ。 続きを読む…
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紅羽
8この巻で終わりかと思いましたが、また一波乱。もう嵬はすっかり溶け込みましたね。そしてとても良い味を出してます。嵬先生の手解きのスパルタっぷりが可愛かったです。昌浩の文字も成長していると良いのですが(笑)さて、今回も凄いところで終わっているので、すぐに次巻を読みたいと思います。 続きを読む…
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みとん
7颯峰編3巻目。久々に全身全霊を出しきった昌浩君。精神じわじわ系の前章よりもこっちの方がやっぱり少年陰陽師っていう気がする。これを読んでいる途中にパラレル現代版の『千客万来』を読んだので、颯峰が昌浩に憎しみを向けるのは嫌だったなぁ。それに、飄舞の正体。確かに出生には辛いものがあったと思うけど、飄舞の周りは優しさがたくさんあったはずなのに。どうしてそうなったのかなぁ。そして、成親兄さんが好きだ~。適度に厳しくて、適当に真面目で。理想的なお兄ちゃんだと思います。昌浩は幸福者ですね。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2010/01/01
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定価524円(本体476円+税)
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ISBN9784044416362
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