あらすじ紹介
【挿絵あり】〈“灰色狼の末裔”に告ぐ。近く夏至祭。我らは子孫を歓迎する〉──謎の新聞広告を目にしたヴィクトリカは、その夜たった一人で学園を抜け出し、山奥の小さな村に降り立った。後を追ってきた久城一弥がその訳を問うと、母の無実を晴らすためだというが…? 秘密に満ちた“灰色狼”の村で、過去と現在に起きた二つの殺人事件の謎が混迷する、波乱の第2巻! 「久城、君が……君が私を守ってくれるのだろう?」「…当たり前だ!」
みんなからのレビュー
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りーぶる
31お酒くさいシスターが盗んだ皿と奇妙な新聞広告。ヴィクトリカの母と、冤罪。二作目もなかなかハードなミステリーで「???」がいっぱいのまま読み進めていきました。コルディアは何もしていなかった、なのに村を追放された。真犯人はのうのうと20年もの間、村で生きていた。その理由はまたもや占い。一作目も占い…占い好き?幼い子には受け入れがたい占い、でもそんな大それた事をする知恵があるなら、もっと違う方法があったような。九条君を好ましく思うヴィクトリカのツンデレっぷりが可愛すぎました♪ 続きを読む…
ネタバレあり -
いっこ@SR推進委員会
17100冊目。ヴィクトリカは私が知っている傲慢だけど何故か放っておけないな女の子とは違う気がします。真摯で一途でとても優しい。人形人形と言われているだけに余計人間味が浮き彫りになっているようです。こりゃ一弥言うこと聞いちゃうわなー。大切に思わずにはいられないわなー。何気に密着度高いですね(^^)今回で二人の絆がまた少し強くなり。別離を予感させる描写にも次卷への期待が大きくなりました。ヴィクトリカ可愛いぞオオオオオオオオオ。 続きを読む…
ネタバレあり -
蒼海
16ヴィクトリカが動いた。一弥が気づかなかったら彼女はひとりで旅に出てたのかなぁ。いや、一弥のことだから自力で追いかけただろうな。今度の舞台は彼女の母親の故郷。後巻でコルデリアってすごく格好いいイメージがあったから、幼く非力な彼女は驚き、というか新鮮。ヴィクトリカの再構成はまたも鮮やかで知性を感じたけど、やっぱり一弥と話してる時の少し子供っぽい彼女のほうが好きかな。一弥の前で現れる素直な自分の姿にヴィクトリカ自身が戸惑ってるようで、彼女の生い立ちの暗さが垣間見える。最後のワンシーンは心が温かくなりました。 続きを読む…
ネタバレあり -
まりもん
16ヴィクトリカの母親の故郷のことが少しわかって良かった。 お風呂がそんなに好きだったんだね。色んな面がわかってヴィクトリカが可愛く思えた。 続きを読む…
ネタバレあり -
こかげ*ゆるゆる
15やっとお互い口に出して、気持ちを確認できたね~友情だけど(●´ω`●)お話はほどよく怖くて楽しかったです♪ ヴィクトリカのルーツもやっとわかったし(^^) 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2011/04/01
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定価713円(本体648円+税)
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ISBN9784044281175