みんなからのレビュー

• yosa

  2020/05/20

  19

  いやあ少女小説って何なんでしょうね？ こういうレーベルは全然読んでいなかったから定義すら良く知らないけれど、この物語であれば「なんで少女と限定されているんだ……」と読後不思議になった。まあ普通に面白い。下手な電撃文庫よりも面白い。男子も好きな奴絶対いるって、こういうの。少年ジャンプの読者には女子が多いらしいけれど、男がビーンズ文庫は手に取りにくいからなあ。ちょっと勿体ない。結局何も解決しない雰囲気小説だから、いかに世界観に魅入られるかが勝負。これはこれでいいけれど、もっとエグく、刹那的なのも読みたいね。 続きを読む…

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• でんか

  2018/05/03

  17

  うーん、ふつう。シリーズ1作目。全8冊+αで完結済み。死にかけてる薬師カナギと美貌の詩人ソラ、魔術師のミリアンの物語。この巻は、登場人物紹介と世界説明とって感じでしょうか。イラストレーターさんの描かれる世界通りのお話で、なんというか言葉を尽くしたファンタジーな感じ。なかなかこの作家さんの流儀についていけず、途中巻で脱落してしまった。次巻を置いて再読すれば楽しめるかもしれんと思いつつ。 続きを読む…

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• つたもみじ

  2016/03/18

  16

  著者さんデビュー作。剣と魔法と、呪いと魔物。世界の王と、不死者と、鳥の神。ごってごてのファンタジー。魔物の呪いを受けた、剣士にして薬師の青年・主人公カナギは、呪いのせいで喀血癖があるが病弱と言われるのが嫌い。相方は、不自然なまでに整った容貌だが、得体のしれない詩人・ソラ…明らかに胡散臭い。ヒロインの少女ミリアンは元・主人公を狙う暗殺者…可愛い。大災害で一度滅び、鳥の神によって復活した世界で、彼等の旅が始まる。シリーズ１巻。まだ序盤だけれど、カナギとソラの会話は軽妙で、あれこれテンコ盛りで楽しかった。 続きを読む…

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• nono

  2018/09/14

  14

  剣と魔法系ファンタジーのシリーズ第１弾。元剣士にして呪いにより死にかけ薬師のカナギと、美貌の訳あり詩人のソラ、そして暗殺集団に所属していた美少女ミリアンの三人が、世界の理を、不死の薬を求めて闘うお話。昔のこのレーベルにはこんな風に色恋抜きの不思議冒険ものが色々あったよね、なんて感慨深く不条理とも言うべき運命の旅にのめり込む。まだ話は序章、謎の多い登場人物と転がる先の不透明さにわくわく。ただ作者様、初の文庫とかで色々気負っていらっしゃる^^美麗な表紙も印象的、楽しく読了。 続きを読む…

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• かや

  2014/03/28

  11

  『六使徒』シリーズでドハマりした、栗原ちひろ先生×THORES柴本先生の初タッグ作品だと言うことで。『世界の王』と『鳥の神』によって復活世界と魔法に遺跡に不死者、そして魔物、この世界観好きです。〈病〉を負った剣士にして薬師カナギ、不思議な詩人ソラ、覚醒したカナギの抹殺を狙うミリアンの妙に影が有る3人の主要人物が良い。特にソラが不死者に語った言葉や彼の正体が凄く気になります。カナギとソラの会話もおもしろかったな。これからの3人の旅が楽しみ。 続きを読む…

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