あらすじ紹介
【挿絵あり】1924年、春。東洋の島国からソヴュール王国に留学してきた優等生の久城一弥は、学園に伝わる〈春やってくる旅人が死をもたらす〉という怪談から《死神》とあだ名され、クラスで孤独な日々を送っていた。そんな中、怪談どおりに殺人事件が起きてしまい…!? 容疑者となった一弥を救ったのは、図書館塔最上階で書物を読みあさる不思議な美少女、ヴィクトリカだった〉──。それぞれの出会いを描く、「GOSICK」はじまりの短編集。
みんなからのレビュー
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りーぶる
402015年最初の読了はGOSICKs。ヴィクトリカは高い塔の上から九城くんを見つけていた、そして九城くんは金色が好きだった。GOSICKシリーズの合間合間に挟まるsシリーズですが、BLUEまで読んで戻ってみるとヴィクトリカと九城くんの初々しい距離感に笑みがこぼれます。世紀の大戦を乗り越えて共に生きる二人の最初の物語。ブロワ侯爵はほんと嫌い(笑)二人を結びつけるきっかけを作ったセシル先生の機転に拍手を送りたい気持ちです。 続きを読む…
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ダージリン
22ヴィクトリカと久城の出会いって・・・久城の方がヴィクトリアに選ばれた!序章の内容もすっかり忘れていたので、感慨深いです。初期のヴィクトリア・久城・グレヴィールの3人の会話が可愛いというか、ほのぼのしてるというか・・・(笑)。 続きを読む…
ネタバレあり -
蒼海
20一弥とヴィクトリカの出会い。いろいろな事件や人間、思いが交錯しているけどやっぱりこの物語の本題は彼ら二人の歩み・成長なのだと思う。遠い異国からその家庭の事情と本人の複雑な心境も相まってたまたまソヴュールの学園に来た一弥。異種の母が冤罪により下界に降りたまたま他種と交わることにより生を受けたヴィクトリカ。父、否、飼い主の意向でこの学園に来たのも、セシルが世話係に抜擢されたのも、これだけ繋がればただの偶然でもないだろう。出会うべくして出会った二人。否応なしに世界の混沌に巻き込まれていく彼らの絆を信じたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
さこぽん
14時系列でいえば、これが初めの物語だったんだなぁ。 ずっと気になっていた<ヴィクトリカとの出会い> <一弥が殺人事件の容疑者になる> <紫の本をめぐる> ことについて解けたのですっきり。 セシル先生が生徒みたいで可愛らしい。 続きを読む…
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ハルナ
14出会う前から一弥が気になっていたヴィクトリカ。聡明な彼女には、パートナーとなる男の子がわかっていたのかしら? 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2011/06/01
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定価692円(本体629円+税)
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ISBN9784044281205