あらすじ紹介
「新たな勇者が現れました。彼はゾルタンに向かっています」
唯一にして世界最大の宗教である聖方教会が擁立した新たなる『勇者』ヴァン。
無垢さと危うさをはらむその少年は、かの大英雄であるテオドラさえも戦慄させる程の力を示していた。
一方、レッド達は聖方教会がゾルタンに座礁している魔王の船を回収しようと接近している事を知り警戒を厳にする。
「ねぇ……たまにはゾルタンを離れてゆっくりしない? 勇者ヴァンがいなくなるまで遠くでのんびりしようよ」
新たなる勇者との衝突を避ける為、レッド、リット、ルーティはゾルタンから離れた村で一時バカンスを楽しむことにするのだが!?
みんなからのレビュー
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芳樹
40新たな勇者がゾルタンを訪問する。そんな知らせを受けたレッドは、勇者との衝突を避けるため、リットとルーティと共に観光地でバカンスを楽しむことになるのだが…。新たな勇者ヴァンですが、信仰に厚く純粋過ぎるがゆえの狂気を見せてきますね。いずれレッドと出会い彼の加護によって正しい勇者の在り方へと導かれることを祈るばかりです。テオドラの恋の行方も気になるし、続きがとても楽しみです。 続きを読む…
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アウル
26聖方教会が擁立した新たな勇者が現れた。しかもゾルタンに座礁している魔王の船を回収するため接近中という事でレッド達は警戒しゾルタンを離れのんびりすることに...な巻。今回も相変わらず面白かったな。レッド達はバカンスという事で随分と楽しそうで何よりだったわ。その分新たな勇者ヴァンのやばさがめっちゃ目立っていたが。最終的に事を構える事になってしまったレッド達だが果たしてどうなるのか。今のうちに対処しとかんと不味いだろうしな~。テオドラの恋は実るのかも気になる所w 続きを読む…
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ランドセル太郎
15新たに生まれた勇者ヴァン、神の信仰を信じすぎて、本来勇者が持つべき「人のための勇者」という概念を持っていません。読んでて、めちゃくちゃ狂気的だと思った反面、神に対する信仰心は行き過ぎた故で純粋だなと思いました。新章に入ったということで、厄介な奴(ヴァン)が出てきたというのに、レッド達は相変わらずスローライフやってて本来の趣旨を忘れず物語が進んでいるので、緩急がありながら、ちゃんとブレずにやっているので読み応えがありました。 続きを読む…
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真白優樹
14新たな勇者、ヴァンとの遭遇を避ける為にレッド達がゾルタンを一時離れる中、結果としてヴァン達と関わる事になる今巻。―――狂信が導く強大なる力、それが招くは殲滅か破滅か。ある意味で勇者の申し子であり、いい意味で狂信者。そんな新たな脅威であるヴァンが本格的に顔を見せ、新たな波乱の始まりを告げる、新章開幕となる巻である。ルーティとヴァン、対照的に過ぎる生き方の勇者二人。果たして再び二人の勇者は矛を交えるのか。レッド達、かつての勇者の仲間達は新世代の勇者を正しき道へ連れ戻せるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
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シャルシェ
14今巻も面白かった。代理勇者の狂信・盲信感がやばい……。勇者の気味悪さとレッドたちのスローライフの対比が良かったかな。うげうげさんが相変わらずの活躍でうれしいぜ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2021/03/31
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784041096611
関連サイト
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公式サイト