あらすじ紹介
俺はフラれた。それを機に自分を明るく偽るのは止め、素の地味でネクラな自分として生きると決める。だが自分を偽らなくなったことから、生真面目な委員長や図書館の文学少女との新たな交友関係が生まれていき――?
みんなからのレビュー
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よっち
37付き合っていた彼女にフラれた高校生初の春休み。それを機に二年生からは地味に生きると決めた田崎春に、新たな交友関係が生まれていく青春小説。彼女と別れて所属していたグループとも距離を置くようになった春人の複雑な心境。そして才色兼備な桐ケ谷、図書室で出会った林、ちょっと変わった高坂といったヒロインたちとの交流。春人の苦い過去エピも交えつつ、まだ彼女たちとの出会いがすぐラブコメに繋がるような心境ではなかったようですけど、その交流が少しずつ再び前を向くきっかけに繋がりそうかなと期待を感じさせてくれる物語でしたかね。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
36ラブコメと銘打っているけどコメディではなく、思春期を過ごす高校生どうしの繋がり方を描く青春物語でした。主人公春人の視点で淡々と語られて行くのだけど、全体的に不思議な緊張感が漂う感じがあって、それが本作品の雰囲気とストーリーにピッタリだと思いました。恋人だった千尋に振られて以降、関わることになった三人のヒロインたちとの交流を通じて「何故振られたのか」に気付き、成長していく春人。そんなところに青春の煌めきのようなものを感じました。さて、春人とヒロインたちの関係はどうなっていくのか。続きが大いに気になります。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
29無理して陽キャを演じ自らを偽っていた田崎春人は彼女にフラれてしまう。これからは元の根暗な性格で生きていこうとしたところに委員長の桐ヶ谷から告白されたことを切っ掛けに周りが騒がしくなっていき...な話。他の方が結構書いているようにラブコメのコメがあんまり無かった感じ。どちらかというと青春モノだよね。春人が少しずつ成長していくシーンは良かったな。まあ、コメディへの布石はこの巻でしたから始まるとしたら次巻からかな?ここからクセのあるヒロイン達とどう関わっていくのか気になる所だわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
まっさん
27★★ 当初購入予定ではなかったものの、発売前の試読の感触が良かったので購入した作品。タイムラインを見ている感じでは正直絶賛系の評価を見掛けなかったので少し不安だったが、個人的にもそこまで惹かれるものはなかったなかぁというのが正直な気持ち。まず初めに言いたいのがこの作品は決してラブコメでは無いということ。どちらかというと青春群像劇色がかなり強い作品であり、恋愛模様は描かれているもののコメディ要素はほとんど皆無に近かったので、このタイトルを読んでラブコメを期待して読んだ人はまず間違いなく肩透かし感を食ら→ 続きを読む…
ネタバレあり -
わたー
21★★★★★とある事情により、新天地で高校デビューを果たした主人公が、スクールカーストトップの恋人にフラれることから始まるラブコメ。ライト文芸寄りの恋愛青春小説といった趣で、作品全体を通してみると落ち着いた印象。だからといって盛り上がりに欠けるというわけではなく、主人公が元恋人との関係に決着をつけるまでを丁寧に描いていて面白い。この時点では、主人公の背中を押しさえしても、どのヒロインともラブコメが進展しているわけではないので、その辺は次回に期待かな。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/03/19
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784040740249