あらすじ紹介
「И наменятоже обрати внимание」
「え、なに?」「別に? 『こいつホント馬鹿だわ』って言っただけ」「ロシア語で罵倒やめてくれる!?」
俺の隣の席に座る絶世の銀髪美少女、アーリャさんはフッと勝ち誇った笑みを浮かべていた。
……だが、事実は違う。さっきのロシア語、彼女は「私のことかまってよ」と言っていたのだ!
実は俺、久瀬政近のロシア語リスニングはネイティブレベルなのである。
そんな事とは露知らず、今日も甘々なロシア語でデレてくるアーリャさんにニヤニヤが止まらない!?
全生徒憧れの的、超ハイスペックなロシアンJKとの青春ラブコメディ!
みんなからのレビュー
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海猫
172最初の方の感じでは、ショートエピソードを積み重ねていくような作りなので、ずーっとそれでいくのかと思った。読み進むにつれてなぜアーリャが主人公にデレるようになったかが語られるし、アーリャと主人公以外の人物関係もはっきりしてくる。徐々にラブコメとしての強度や長編としての結構が、高くなっていく感じ。読んでいてニヤニヤしてくる話だが惜しさもある。アーリャがデレてるとき、もっとロシア語で喋ってる感じが欲しかったなー。ロシア系の人らしさも、もっとあってよかったかも。次巻はさらにラブコメ度が上がりそうだし、期待しよう。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
119どうせ分からないし言っても良いよね。ふふっ♪と呟いた本音が相手につつぬけっていう設定がとても面白い。一見クールだけど、気を許した相手の言葉に調子に乗っちゃうアーリャがとても可愛いですね。一方、お相手の政近は怠惰に見えるけど、仕事ができる切れ者っていうのが良いな。お似合いの二人だと思います。最後の見開きのイラストとアーリャの一言に心を打ち抜かれました。素敵すぎる一枚です。政近が幼い頃に会っていた女の子は、実は姉のマーシャなのでは?そうなると大いに拗れたラブコメになりそう…。これからの展開がとても楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
かんけー
88読了♪予想外の面白さ(⌒‐⌒)♪ヒロインJK をロシア女子にして更に?デレをロシア語に変換てのが変わっていて新しいと!ヒロインアーリャは気になる主人公男子政近を日本語で毒づき?ロシア語でデレるのであった(^_^;)所謂学園スクールカーストのある意味頂点に君臨し、学園二大美姫の一人で更に生徒会役員もこなし、成績も学年トップと来れば?一般生徒からしたら雲の上の人物と思われても仕方なく?自身も理由はどうあれ、孤高を貫くも政近だけは違うと言う理由付けもちゃんと筋が通っていて納得。一見怠惰に見える主人公政近だが→ 続きを読む…
ネタバレあり -
だりあん
86つべのPV観て手にとった学園ラブコメ。能ある鷹は爪を隠しまくってる主人公と、相手がわからないと思ってロシア語で好きがダダ漏れヒロイン。ああ可愛い🎵対面オレオレ詐欺のシーンがカッコいい。…ところで、主人公あの子と同学年だから双子なんだよね?続刊希望。 続きを読む…
ネタバレあり -
なっぱaaua
86孤高で銀髪美少女で頭もぶっちぎり良くてロシアハーフのアーリャといつもはグータラだけどやらなければならない時はしっかり物事をする政近が繰り広げる学園ラブコメ。題名通りヒロインは最初からロシア語でデレる。最初主人公の良さが分からなかった時は何故デレてるのか分からなかったのだが、中盤二人の過去が語られ始めたところから物語のスピードが上がりなかなか楽しめた。後半アーリャのコミュ力不足からくるポンコツ具合と途中から豹変する妹ちゃんのギャップがとても楽しかった。~続く~ 続きを読む…
ネタバレあり
みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2021/02/27
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784041111185
関連サイト
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公式サイト
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公式Twitter
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
「残念クールロシアン」新属性持ちのヒロイン!
朝、隣の席の久世君があくびをしたら、ロシア語でぼそり。久世君になんて言ったのか聞かれても「みっともないって言っただけよ」と冷たい態度をとるんだけど、本当は「かわいい」って言ったのね! 本音とは違う態度をとるアーリャちゃんの方がかわいいって!
しかもアーリャちゃん、久世君がロシア語を知らないと思って「や~い気づいてな~い」って、内心勝ち誇ってるんだ。でも実は久世君、ロシア語わかるんだって。そんなこととは露知らずのアーリャちゃんがロシア語でデレるから、そのたびに「それバレてるから待って~」ってなっちゃうの!
普段はクールで完璧だけど、ちょっぴり残念なアーリャちゃん。本を読んでいるわたしまで、久世君と一緒にアーリャちゃんに暖かい視線を送っちゃった!
そんなギャップ満載なアーリャちゃんが、ももこ先生の綺麗で繊細なイラストで描かれているところにも注目だよ!
ラブコメ作家の先生推薦の大本命作です!
学園の不真面目代表な主人公久世に対し、アーリャは生徒会役員の立場からいつも毅然とした態度。ところが、本当は久世のことが好きでたまらないアーリャは、溢れる思いを抑えきれなくなると、どうせばれないからと、ロシア語を口にしてデレちゃうんですね。
ところがロシア映画を見て育った久世には、言葉の意味がばっちり伝わってしまうんです。久世も理解できていることを言いだしづらくてやきもきっていう構図が、見ていてとってもおかしいんです。
アーリャがロシア語で呟く本音には、時にはやきもちも含まれます。久世が他の女の子と仲良くして自分を相手にしてくれない時には、ロシア語で歌うように「かまってよ」を繰り返すんです。そんな独特なデレ方をされたら久世も、恥ずかしさを堪えながらプルプル震えて耐えることしかできません。気づかないフリをするというのも本当に大変です!
『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』のしめさば先生、『継母の連れ子が元カノだった』の紙城境介先生も推薦の一冊。答え合わせの必要のない久世とアーリャのやり取りは、微笑ましくて癒されますよ。