
あらすじ紹介
絶対無双たる十六名の修羅を争わせ、“本物の勇者”を決める六合上覧。
凄惨な破壊をもたらした第二試合が終わり、次なるは、第三試合。柳の剣のソウジロウ及び移り気なオゾネズマ。
一目で相手の殺し方を見出し、伝説すらただの事実へと堕する頂点の剣技を振るうソウジロウに対し、謎多きキメラのオゾネズマが用意していた“手”とは――。
そして六合上覧の裏では、黄都、黒曜の瞳、オカフ自由都市など、各勢力の思惑が交差し複雑に絡み合っていく。
全員が最強、全員が英雄、一人だけが勇者。“本物”を決める激闘は熱を帯びていく。
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みんなからのレビュー
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ハイちん
8本物の勇者を決めるトーナメント、六合上覧。4巻では第三~第五試合が収められています。前巻までは私が応援した方が負けていたのですが、今回は私が応援していた方が勝つという現象が確認できました。この作品の優れているところは、ほとんどのキャラにも然るべき重み付けがなされていることです。もちろん名前のない噛ませやモブは出てくるし彼らはあっさり退場するのですが、名前を与えられたキャラに関しては強者も弱者も勝者も敗者も死者も輝いています。だれにでも輝く可能性があるゆえに先の展開が読めず、作品の魅力が高まっています。 続きを読む…
ネタバレあり
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無重力蜜柑
5今回も面白い。六合上覧一回戦は第3、4、5試合。ソウジロウVSオゾネズマは正直今までの中じゃベストバウトだと思う。ソウジロウの強さは一巻時点からずっと描かれて来たが、だからこそオゾネズマの「魔王の腕」という衝撃的な奥の手ヤバさが際立つ。「事故死しかない」って攻略法や、最終的にはオゾネズマも発狂してたという事実が明らかになって決着するところまで完璧。キアVSロスクレイはまあ流石に予想通り(それでもハラハラしたが)。キアは能力的には無敵なので盤外戦術で排除するしかないよね……。無双する姿も見たかったが。 続きを読む…
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イツキ
4エレアとキアが好きだったので割と辛い巻になりました。ロスクレイを狂信する人々の様子にはなかなか恐怖を感じました、勝利を信じるというのもいきすぎると呪いのようになってしまいますね。オゾネズマとツーはともに負けながらもまだまだ物語の中心にある謎を担ったままでもあり今後の動きが気になるところ。そしてラストのクゼ、いままでは多くのものを背負ってはいるもののそこまで印象が強くなかったのですが、その覚悟と想いを応援したくなりました。 続きを読む…
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椎名
4表紙の光側のロスクレイと陰側のクゼがまた良い。 続きを読む…
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クロノ
3どの試合もすごかったんだけど、第四試合が一番すごかった。少し読む度本を閉じて、表紙を見て、作者は鬼だと思った(褒め言葉)。エクストリーム政治とエクストリーム修羅バトルでお腹いっぱい。次巻が楽しみでしょうがない。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2021/02/17
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784049135329