
あらすじ紹介
その「霧」のなかでは、異能力者が自らの力を使い命を絶つという――。
不可解な事件への関与が疑われる謎の能力者・澁澤龍彦の確保に動く武装探偵社。
泉鏡花と共に澁澤のもとへ向かう中島敦が、敵対する芥川龍之介から聞かされた驚きの真実とは?
ヨコハマに血嵐が吹き荒れた「龍頭抗争」から6年。
澁澤、魔人・フョードル、そして姿を消した太宰治……過去の因縁が紡ぐ事件の行方は――。劇場版アニメを完全ノベライズ!
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みんなからのレビュー
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里愛乍
32公開中映画ノベライズ。台詞、ストーリーなど映画本編全体をほぼ完全になぞったものであり、余計なキャラ心情も裏情報が明かされることも無く、脚本的というか。これは観た後だから思うのかもしれませんが、むしろこういう淡白な文体の方が私は好きです。内容的に小説としても面白いんですが、本作はやはり映画あってのものだと思いますから。実際面白さの格が違う。だから映画とは違う小説ならではのラストとか捻った展開とかボーナストラック後日譚とか、そういう蛇足的なことをしていなくて本当に良かったと、心から好ましく思いました。 続きを読む…
ネタバレあり
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おにぎり
30港湾都市ヨコハマにおいて官憲だけでは手に負えない事件を 解決する異能者の集団、武装探偵社。台湾台北で発生した濃霧。その正体は”もと人間”の消し炭。高熱で道路まで焦がし、炭化するほど死体を燃やす男を追う。男の名は澁澤龍彦、その男を呼び寄せるのは太宰? そして探偵社をも襲撃を受け、社員も行方不明。異能力者から異能が分離し持ち主を殺す。鏡花、芥川、敦のそれぞれが異能との死闘に手に汗握る。頭の中で自身でも読めない『行間』の部分を読み解けばさらなる未知の世界に行ける。「あの男は私がやる」と言い放つ鏡花もタダ者でない 続きを読む…
ネタバレあり
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ネムコ
25映画版のノベライズ。原作の朝霧カフカさんでなかったのが残念ですが、途中から勢いがついて気にならなくなりました。映画にするだけあって派手でしたねぇ。敦の過去も一部明らかに。考えてみたら物語の中心の“本“に敦がどう関わっているのかは謎のままなんですよね。映画は近くでやっていないようなので、レンタルしよう? 続きを読む…
ネタバレあり
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よっしー
19これ、元は映画だったのですね。自分の異能との戦い、太宰と中也のコンビ、芥川と敦と鏡花の珍しい共闘。映像で見たら迫力あるだろうなというのが文章からも読み取れました。テンポよく話が進んでいくのもあり、一気に読了。とても面白かったです。個人的には福澤さんと森さんの戦い方かな。社長とボス、それぞれの立場はあれど上に立つ人間としての実力を見せてもらいました!!うん、楽しかった~。 続きを読む…
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ねむポジャ
17面白かった。映画が見たい~! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/03/10
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784041065358