あらすじ紹介
『おれたちはずっとともだちだから!』
幼かった夏の終わり、大切な男友達と約束を交わした。7年後、都会の高校に転入した隼人が再会した幼馴染は……清楚可憐な美少女になっていた!
高嶺の花と呼ばれる春希は、隼人と2人きりになるとガキ大将の顔で無邪気に笑いかけてきて、誰もいない空き教室で弁当をトレードしたり、家で一緒にゲームしたり……なのに揶揄って女の子扱いすると真っ赤になって、そんなところは急に可愛い。
田舎と都会、少年と少女、成長した心と身体。離れていた間に変化したものがあれば、変わらない想いと約束があって……。
元"男友達"な幼馴染と紡ぐ、青春ラブコメディ開幕!
みんなからのレビュー
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ツン
94おもしろかった。ハルキの最後のは友達同士のジョークじゃないよね。 続きを読む…
ネタバレあり -
ヒロロシ33
74電子版で読みました。 長年会っていなくても、直ぐにあの頃の思い出だったり、話が盛り上がるのは良いよね。 小さい頃は男の子の「はるき」かと思ったら、実は女の子だった「はるき」ボクって言ってたら間違えるよね。 七年と言う長い時間会っていなかったけど、それを埋めるかのように友達として高校生活を楽しんで欲しい。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
62幼い頃、永遠の友情を誓い合うも別離することになった隼人と春希。7年後隼人が転校した先の高校にいたのは、清楚可憐なお嬢様となったかつての友・春希。クラスでは品行方正な高嶺の花の春希だが、隼人と二人のときには天真爛漫な素の姿を見せてきて…。男だとばかり思っていた幼馴染みは実は女の子で、という王道展開が素敵な学園青春ストーリー。家族への複雑な思いを見せる春希への、隼人の誠実さに心が温かくなりました。友情という強い絆で結ばれた二人の関係はどう変わっていくのでしょうか。今後の展開が楽しみな期待の新シリーズです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
547年前、ずっと友達でいると約束した一番仲良しの男友達・はるき。霧島隼人が高校生になって再会した親友はまさかの清楚可憐な美少女・二階堂春希になっていて、自分の前でだけ昔のノリを見せてくれる青春ラブコメディ。ど田舎から引っ越してきた隼人が再会したかつての親友の思っても見なかった変貌。見た目は大きく変わっても二人には確かな絆があって、彼女が垣間見せる翳りを放っておけない霧島兄妹の優しさがいいですね。お互いの家庭もいろいろ訳アリそうで、地味にモテる隼人を取り巻くヒロインたちもいて、これから楽しみなシリーズですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
50題目踊りの霧島隼人と二階堂春希の青春ラブコメ。普段は優等生の猫を被ってる春希が隼人の前では素の自分でいられて、それはまるで昔の2人を見るようで。かと言って会わなかった7年の間に互いが成長したことで変わったことも確かにあって。そして春希が抱える悩みに寄り添う隼人の姿にはグッとくるものがありました。2人の関係が今後どうなっていくのか楽しみな新シリーズです。 続きを読む…
ネタバレあり
みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2021/02/27
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784041110454
関連サイト
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公式サイト
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公式Twitter
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
友達だからこその、自分だけに素を見せる姿にキュンとする!
田舎から都会の高校に編入した隼人くんは「はるきくん」と再会するんだ。でも、“男友達”だと思っていた幼馴染は、なんと学校一の清楚可憐な女の子になっていたの!
はるきくん改め春希ちゃんは、学業優秀、スポーツ万能。物腰が柔らかくて、誰からも好かれる憧れの的。だけど、隼人くんの前だけでは、昔みたいな素顔を見せてくれるの。二人きりになった瞬間、一人称が「ボク」になったり、何かにつけて“貸し借り”をつけようとする、男の子っぽいやり取りもあの頃のままなんだよ。性別が違うと分かっても、変わらない友情って良いなぁ。
でも気を許せる男の子の前だからって、スカートのまま寝転がって足をパタパタは無防備すぎるよ~! 全然照れない春希ちゃんは、下着が見えて「ドキッてした?」なんて聞いてくる始末だし。悪戯っぽい笑みを浮かべながら、隼人くんを困らせようと挑発しちゃうんだ。でも結局、恥ずかしくなって、二人して大やけど……。
それでも結局は昔みたいに笑いあえるからいいコンビだよね。心と体が成長して男女の意識は芽生えていても、恋愛にはまだ遠い友人関係。そんな尊い青春を見せつけられたら、応援したくなっちゃうよ~!
泣きたい時に一緒に泣ける。そんな男女の友情物語が気になります!
でも、七年も経てば、お互いを取り巻く環境の変化します。春希さんは不自然なほど他の家族の姿が見えない家で、食事はつねに買ってきたお弁当と冷凍食品ばかり。そんな家庭環境で一人暮らしを続ける彼女が、何か問題を抱えているのは明らかです。隼人さんも当然察しますが、事情は決して問わず、春希さんを夕飯に誘うなんてことも。
七年という空白があっても、友達が泣きたい時には黙ってそばにいてあげる。相手に寄り添う純粋な優しさは、恋愛のような駆け引きのない、幼馴染の友情だからこそ際立ちます。はじまりが「友達」という二人の関係性が、今後どう展開していくのか期待しちゃいますね!