鎌倉源氏物語 俺の妹が暴走して源氏が族滅されそうなので全力で回避する
源氏一族の長・源頼朝は実はビビリ。だがある日、源氏滅亡の未来予知を見て、要因となる妹・義経の暴走を食い止める勝負に出る!
春日みかげ
(著者)
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猫月ユキ
(イラスト)
シリーズ:鎌倉源氏物語 俺の妹が暴走して源氏が族滅されそうなので全力で回避する(ダッシュエックス文庫DIGITAL)
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あらすじ紹介
源氏一族族滅回避へ!妹の暴走を喰い止めろ!!
源氏一族の長・源頼朝はビビりである…。
ハッタリで坂東武士の棟梁という重荷をなんとかこなすが、嫌で嫌でしょうがない…。
そんな頼朝は平氏との決戦前に落馬し生死の境を彷徨う。そこに現れたのは死んだ平清盛!
清盛は頼朝に「源氏族滅」の未来予知を見せる。
回避するには妹・義経の暴走を止めるしかない!
そんな頼朝の妹・義経は極度のブラコン。
お兄ちゃん愛が高まり過ぎて戦場では暴走しがち。
義経の側近たちもクセ者揃い…。
敵と困難とストレスに囲まれた小心者の頼朝が族滅回避へ人生を賭けた大博打に出る!
ハッタリと巧みな話術で乱世を生き抜く戦国絵巻の幕が開く!
幸せな人生を手に入れろ!!
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みんなからのレビュー
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海猫
48平氏と決戦前に落馬し「源氏族滅」の未来予知を見てしまった頼朝。回避するには妹・義経の暴走を止めるしかない。ビビりで小心者の頼朝は族滅回避しようと行動に出るのだが…。「鎌倉殿の13人」を観ているので歴史改変小説として、より面白く読めた。人物が女性化や萌えキャラ化されておりライトノベル的な楽しさがある。大胆に歴史改変しようとしても結局は似たような悲劇が起こってしまい、簡単にはいかない。通して読むとコミカルながらも、頼朝が小さな家族の幸せを求める哀切な話とも読める。なのでお話の着地点にはある種の安らぎを感じた。 続きを読む…
ネタバレあり -
ランドセル太郎
10めちゃくちゃビビリな頼朝が、死んだ清盛から未来のことを語られ、「このままじゃいかん」となり、少しづつ勇敢になっていく物語。 ビビリが故に勘違いされることもあったけどそれを逆手に取ったり、家族である義経らを巻き込んでの戦略にはハラハラしました。個人的には登場人物が多いが故に途中で混乱しちゃうところがありました。あと、あんまり日本史を知らないのでよく分からん単語が出てくるたびにググったりしてたのでペースは悪くなりました。日本史好きにはすっと入って来る内容だったと思います。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
8ビビりで優しい源頼朝が死した平清盛の霊に頼まれ、パワフル妹の義経達に振り回されながらも源氏の滅亡回避のために奔走する物語。―――躍らせる者達の思惑を超え、その先に未来を見出せ。 義経を始めとする何処か調子のよい個性的な面々に振り回されつつも、頼朝がビビりながらも次第に次期将軍として成長していく物語であり、勘違いとすれ違いのドタバタの中に、確かな成長の輝きが見える、一冊で既に完成している巻である。これから先、頼朝は全員で生き残れる未来を果たして掴むことは出来るのか。 次巻もあるなら楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
紅羽
6平家との戦を控え落馬し、意識を失った頼朝の前に亡くなった清盛が現れ、源平合戦の顛末を聞かされる。激しい戦の末、両家が族滅するという恐ろしい未来を変える為、頼朝は全力で族滅ルートを回避する歴史改変モノ。史実が頭に入っている方ならよりどう頼朝が史実とは異なる選択をしたのかわかりやすいと思います。一番驚いたのは殆どの主要登場人物の性別が女性化している事かと。義経は他作品でもありましたが、ここでは義経の郎党や梶原景時まで女の子。それでも違和感なく読めるのは凄い。大団円な結末も良かったです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/02/25
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784086314053