あらすじ紹介
『中学校卒業までにタイトルを獲れなければ引退させます。そして――』
女流名跡リーグ、遂に開幕。
あいは両親と交わした約束を守るため、親友に貰った秘策を胸に東京へと乗り込む!
「使うよ……澪ちゃん!」
一方、史上最年少二冠を目指し各地を転戦する八一は、多忙を極める中で恋人に提案する。
「結婚しよう」
「ふぇ!?」
四段昇段という夢を叶え、想いが叶い、あらゆる幸せを掴んだ銀子。
そのプロデビュー戦の相手は……人間の形をした、最凶最悪の、才能。
虚構か、それとも予言か。将棋界の新たな章が始まる、激震の14巻!!
みんなからのレビュー
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海猫
140前巻は小休止といった感じで、今回が最終章開幕編。八一と銀子のイチャイチャモードをニヤニヤして楽しんでいたら、それはいつまでも続くものではなく、新たな試練が始まる。ドラマが濃く、ストーリーが勢いよく進行するのは気持ち良く、ぐいぐい読んでしまった。中身の濃さもあって読み応え抜群。実際の将棋界のことはよく知らんけど、藤井聡太がフィクションを超えそうになったり、現実に負けないため取材が必須なんだろうな。今回、展開の容赦の無さに唖然とした。雛鶴あいも自分の道を歩き始めたし、どうなっていくのか。いよいよ目が離せない。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
83最終章に相応しい怒濤の展開。八一の二冠を賭けた戦いはあっさり目でしたが、あいと銀子それぞれの一局はとても熱く語られて、彼女たちの思いの強さが改めて心に響きました。銀子とあいが八一との関係に下した決断には胸が締め付けられましたが、全てはそれぞれが目指す未来のため。今は受け入れるしか無いですね。そして天衣。ここでこう来るかと。傷ついた八一を救うのは彼女なのか。万智の動きも不穏だし(最後のイラストに描かれる悪そうな笑顔が怖い)、今後の展開が大いに気になります。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
74最終章はまさに波乱の幕開け。 銀子の記者会見では釈迦堂さんのスピーチに感動し、八一と銀子のイチャイチャやあいと金沢でのデートなど平和だった前半から一転して中盤から急展開が待っていました。 銀子のプロデビュー戦、八一とあいの対局を通じて2人の決断には驚きましたが強くなるには必要な過程なのかなと。そして2人の決断を受け入れられず傷心した八一の前に現れた天衣と八一を虎視眈々と狙う万智。次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
かんけー
72読了♪色んな意味でキャラクターがそれぞれの想いの深さと自ら選んだ応えの先に何を見るのか?冒頭、あいと天衣は千駄ヶ谷の将棋会館で対戦相手に?浪速の白雪姫は女性初のプロ棋士記者会見に臨み、釈迦堂女流棋士会長から師匠清滝鋼介の「本当」を知らされ、堪えきれず号泣してしまう...その感情は読み手にもストレートに落涙を促す程に。会長も「ありがとう銀子。よくがんばったね...」と涙ながらに。桂香さんの動画プレゼンにJS 研のメンバーの誕生日お祝いメッセージからの優しさ溢れる?もヒゲ親父たる清滝師匠のヒゲ火事でエラい→ 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
63女流名跡リーグ遂に開幕。両親と交わした約束を守るため、親友に貰った秘策を胸に東京へと乗り込むあい。一方、史上最年少二冠を目指し転戦する八一、銀子も四段昇段という夢を叶え多忙を極める中で転機を迎える第十四弾。八一の噂にやきもきしたり、お互い多忙の合間を縫って隙あらばイチャイチャしてくる二人には苦笑いでしたけど、そこからはあいや銀子には大きな試練の展開でした。このタイミングで予想もできなかった大きなターニングポイントを迎えて、ここぞとばかりに動き出した彼女たちも本気で、だからこそ八一の真価が問われそうですね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/02/13
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784815606619