神角技巧と11人の破壊者 破壊の章 上
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神角技巧と11人の破壊者 破壊の章 上

これは、最強無敵の破壊者であり、唯一無二の創造者である少年の物語――。
鎌池和馬 (著者) / 田畑 壽之 (イラスト) / はいむらきよたか (キャラクターデザイン) / 田畑 壽之 (キャラクターデザイン)
シリーズ:神角技巧と11人の破壊者(電撃文庫)

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あらすじ紹介

 この世のあらゆるものを無に帰す壮絶な破壊の力と、この世のあらゆるものを生み出す唯一無二の創造の力。
 決して交わることのない両極端な能力を、その少年は二つとも得た。邪神の角を加工して組み上げた禁忌の魔導兵器・神角技巧と共に。
 少年の名は、ミヤビ=ブラックガーデン。至って平凡な田舎暮らしの木こりだったはずの彼の運命が、大きく変化し動き始めた。
 世界を破滅へと向かわせる恐るべき魔導爆弾を秘密裏に仕掛ける謎の『11人目』。その野望をぶち破るため、ミヤビは神角技巧を起動させるーー!

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 鎌池和馬先生の直球王道の少年英雄譚!

    レオン
    レオン
    邪神の角を核に作られた、魔導兵器「神角技巧」は、その一撃で地形もたやすく変えられるほどの圧倒的な力を誇るんだ。一歩間違えれば国どころか世界すら破壊してもおかしくない力だけど、それを振るうのは、神角技巧の契約者たる個人の意思! そういうとても重たい力を、主人公のミヤビは背負うことになるんだよ。

    神角技巧はその強大さゆえに厳格に管理されていて、ミヤビのも含めて10機しか存在していないんだ。でも、この物語で暗躍するのは、登録すらされていない未確認の存在、11人目の神角技巧の使い手。何からも管理されない破壊的な力が、悪意のままに振りまかれた結果……それに巻き込まれ、押し潰されようとしている悲劇的な少女たちの前に現れたのがミヤビたちなんだ。

    でも、ミヤビが操るのもまた、全てを壊す力を持つ神角技巧。その力と、彼の優しくまっすぐな意思があれば、少女たちを襲う理不尽な力や運命すらも壊してしまえるんだ! 誰かを悲しませる不条理を打ち砕くために、全てを壊しかねない破滅的な力を振るうミヤビの在り方は、主人公として最高に熱いし、格好よかったな!
  • 異質な世界観を混在させたギミックに酔いしれろッス!

    ディアナ
    ディアナ
    11人目の神角技巧の使い手を追って、ミヤビたちは作中世界の様々な場所を巡るんスけど、この世界がなかなか面白いんスよね。剣と魔法の異世界ではあるんスけど、異世界ファンタジーらしい街とかダンジョンは見当たらなくて、エルフの森や雪原の国とか、どっちかと言うとゲームで見られる風景が多くあって……。

    というのも、実はこのお話、著者である鎌池先生が携わっている、幻のゲームプロジェクトを全て詰め込んだ物語でもあるんス! 鎌池先生らしいド直球で熱さを叩きつけてくる物語もさることながら、「倒したらアイテムと金よこせー」みたいな、ゲーム的な世界らしいコメディにも何度となく笑わされちゃったッスね!

    でも、一番注目すべきは、やっぱりタイトルにもある魔導兵器、神角技巧ッスよ! 中世ヨーロッパ的世界を舞台にしているにもかかわらず、神角技巧の形状は巨大な装甲列車や爆撃機といった、機械文明の香りが漂ってくる代物! エルフや魔法なんかが存在するファンタジー的世界観の中で、ゴリゴリの兵器が破滅的な威力の砲撃や爆撃を撃ちこんでいく姿には、暴力的なまでに次元の違いを感じさせられ、ゾクゾクしちゃったスよ!

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • D-suke

    ★★★★☆ 今回は最強系の主人公の話 人によって多少、評価は分かれるかもだけれど、自分はかまちーの最強系が大好きなので面白かった。 ゲーム化の名残から、キャラクターがどんどん出てくるけど、絡みが少ないのとか最初の方に設定がガチガチに詰められてたから読みづらかったとかはあるけど、この辺は中、下巻あたりで多少良くなっていくのかなと思う 各城本拠に連れてくのは多分、そこで武器の開発とかするんだろうな あとがきからもゲーム化に関して考えて作られているのがわかり、やってみたかったとは思う。でも本が出てくれて良かった 続きを読む…

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  • イシカミハサミ

    鎌池さんの作品だから当然なんだけれど、 鎌池すぎる鎌池だった。 人によっては作品によって もうちょっと文体を挑戦したりするものだけれど。 3巻で終わるから、と初めて「とある」以外にチャレンジしてみたけれど、 盛り上がらないわけでもないのに「面白いとは?」という哲学的な疑問とずっと隣り合わせ。 とくに主人公が繰る“ルシフェルホーン”が画的にどう動くのかが全く見えないのが辛かった。 続きを読む…

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  • みどり

    鎌池さんらし~話。どうやらコンシューマゲーの原作らしいが、小説のほうがきっといい。ノベルゲーではないらしいので私には手が出ない。 3冊で完結するみたいだし。 剣と魔法とハーレムで、少年が少年の正義で動く、とあまりにも判りやすい、鎌池節で好きだった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    邪神の角を加工して製作された兵器とその所持者が幅を利かす世界で、普通の少年が兵器を継ぐ後継者となり始まる物語。―――破壊と創造、その先に黒幕の影を探して。 元々はゲーム作品である名残からかどんどんと一気に進んでいく物語であり、これでもかと続く巨大兵器同士の激突が心焦がしてくる、爽快な主人公による熱さ溢れる大活躍が見所である物語である。激突の度に仲間を増やし続く旅の中、手掛かりとして見えたのはまさかの名前。果たして少年と仲間達は、真実に辿り着き黒幕の野望を挫けるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • リク@ぼっち党員

    熱血主人公が困っている女の子を救うために不条理をぶち壊す。実にかまちーらしい作品。ストレートな良さがある。元々はゲームシナリオとして描かれていたようなので、女の子を救って一つのシナリオが終了というのはかまちーにしては珍しいかも。いつもはあれよあれよと連鎖して大事になっていくので…。最終的に女の子は放ったらかしである。ルシフェルホーンによる拉致監禁はゲーム的にいうとサブメンバーを使った放置要素か。ゲームではお馴染みだけど、こう小説として読むと人を人とも思わぬ鬼畜の所業だな…。 続きを読む…

    ネタバレあり
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関連情報

電撃文庫『神角技巧と11人の破壊者』

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2021/01/09
  • 定価
    737円(本体670円+税)
  • ISBN
    9784049135770

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