あらすじ紹介
アスヴァールの地に現れた新たな魔物ストリゴイ。
サーシャの助力もあり、ティグルとリムはからくも魔物を撃退したものの、滅ぼすまでには至らなかった。
そして、逃げ延びたストリゴイはティグルらギネヴィア軍と、魔物の殲滅に全力を注ぐアルトリウス軍を最大の障害と認識し、新たな影法師の大軍をそろえてアスヴァールを襲う。
ストリゴイと魔物の脅威を目の当たりにしたギネヴィアらは、アルトリウス軍との休戦と一時的な同盟の締結を模索するのだが――。
アスヴァールを取り巻く争乱の嵐は、おもわぬ方向へ吹き荒れる。
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
よっち
36サーシャの助力もありからくも魔物ストリゴイを撃退したティグルとリム。逃げ延びたストリゴイが新たな影法師の大軍をそろえてアスヴァールを襲う第四弾。ストリゴイが繰り出す影法師たちを相手に試行錯誤で対処するティグルたち。ストリゴイと魔物の脅威を目の当たりにし、アルトリウス軍との休戦と一時的な同盟の締結を模索するギネヴィア。王女なのに大変だな…とか思いながら読んでましたけど、現場レベルではいい感じの共闘してみせた一方、最後に待っていた思ってもみなかった衝撃の急展開にはビックリしました。これどうなっちゃうんですか? 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
18ファンタジー要素全開の敵を、一般兵たちと協力しながら討伐していく様子はなかなか良かった。最後はボス戦で、円卓の騎士と協力して魔物ストリゴイを滅ぼして決着。でも、やっぱり人間の勢力同士の戦記が読みたいんだよなあとぼんやり思ってたら、ラストの衝撃で目が覚めたわ。必ずしも単純な悪には見えないアルトリウスがなぜ王家の人間を皆殺しにしてきたのかの理由がこれか。ティグルたちにとっては悲劇の形で証明されてしまったわけだけど。ただ、この物語は戦記なんだという覚悟が感じられた瞬間でもあったので、次巻以降の展開に期待したい。 続きを読む…
ネタバレあり -
彼方
10内乱中のアスヴァールに現れた、黒き影法師の大群を操る魔物・ストリゴイ。戦姫ヴァレンティナの助力を得て、魔物を追うティグルたちは更なる争乱の嵐に巻き込まれてゆく…第4巻。すっかり気の置けない仲となったリムとの相棒感やアスヴァール全土に巡る襲う影法師との戦いの最中、判明する歴史など…今回読み応えがありましたね…。特に幼少期からこれほどとは思わなかった天才ぶりのリネットとギネヴィアの初めての出会いやヴァレンティナの魔物に対する独白と…キャラの核心を語る部分で深みが増していて、あと婚約に積極的なリネット良き…。 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
6元ネタありきなので次まで続きそうです。 でも、やっぱり次でラストになりそう。この作家さんのお話や文体好きなんだけど、完結できないのはちょっと悲しいです。 今回はまぁ、行けそうですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
マサヒラ
5今巻はVSストリゴイ戦の決着回。前巻では完全に倒しきるには至らなかった相手にどう立ち向かっていくのかが見物だけに大半はそれに向けた準備の様子が多かった印象。それでも、多くの人間模様もちゃんと描かれてあったりとそこそこに楽しめた。終盤の展開は終始戦闘描写ばかりだったのでかなり読みにくかったが決着の所は結構好きな展開なので良かった。後地味に、神器使いをモブというか使い捨てキャラとして登場させたりと驚いたがこれぞスピンオフにしかできない展開だとも思ったかな。次巻はやっとアルトリウスとの決着みたいだし早く読みたい 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2020/12/21
-
定価759円(本体690円+税)
-
ISBN9784086313971