みんなからのレビュー

• 芳樹

  2021/04/19

  26

  【電子】王道の戦記ものとしてハラハラドキドキしながら読み進めた今回でした。心を許した仲間の死を乗り越えてクロノが自分の決意を宣言するシーンには胸が熱くなりました。中盤以降までのシリアスで殺伐とした展開から一転して愛人たちとの平和な生活が描かれる終盤。敵味方ともの悲劇に満ちた戦場を見てきたからか、とても安心感がありますね。そして満を持してのティリア参戦。初陣は騎乗突撃。このシリアスとコメディのギャップがとても良い。さて、クロノはこれからどうやって世界を変えていくのか。今後の展開がとても楽しみです。 続きを読む…

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• こも　零細企業営業

  2020/12/02

  24

  撤退戦で殿をさせられ、多数の仲間が戦死したが、何とか生き残った。仲間が身を犠牲にして生き残った。そして、知らせられる早すぎる和平。 それにより今回の戦争は新王となったボンボンの箔付けのための出兵だった事が判り主人公は新王を斬り殺しそうになるが、同席していた将軍達に抑えつられる、、 そして、領地に帰ると何故が政争に敗れた王女が彼の元に送られて来る。。そして、主人公は皇女に性的に襲われる、、、へ？ベットの上では最強では無くなった。クロノ軍、皇女ティリア軍の騎馬に蹂躙される。 続きを読む…

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• 真白優樹

  2020/12/08

  11

  地獄のような撤退戦でクロノが殿を勤める中、政争に敗れたティリアがクロノの元へ放逐される今巻。―――地獄の先に意味はなく、虚無より生まれた炎は声を上げる。　削られ崩され多くの仲間を喪い。その行いに意味はなく、ただ駒として利用されただけ。正に虚無的な最悪さの中、クロノが本当の意味で決意を固める、一つの時代が確かに始まる節目となる、ここからが本当の始まりと告げてくる巻である。今はまだ無力、なれど大切な仲間達はすぐ側に。果たしてクロノは、仲間と共に王となりこの世界を変える事は出来るのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

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• 菊地

  2022/06/04

  5

  登場人物の死に対して素直に「悲しい」と思える物語はいい作品。 続きを読む…

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• 八岐

  2020/12/05

  5

  ★★★★　エルフのアホい双子はほんと癒やしで、救いでもありました。この娘らの明るさには助けられたなあ。そう思ってしまう程の壮絶な殿軍の戦い。櫛の歯が欠けたように倒れていく愛すべき部下達。敵も味方も容赦なく無残に死に絶えていく泥沼の戦場。泥をすするように戦って戦って、辛うじて生き残ったクロノが目の辺りにしたのは、人の命を駒のようにしか捉えていない非情の政治戦略。決して英雄などではなかったクロノが本当の意味で並々ならぬ決意を、怒りを宿したのはきっとその時なのでしょう。くわー、盛り上がってきた！ 続きを読む…

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