あらすじ紹介
民の救済を謳う聖女の瞳が宿すものは――。
聖女を名乗る六人目の勇者エリカによって、ガルアーク王国の公爵令嬢リーゼロッテ=クレティアが拉致された。リーゼロッテ奪還に乗り出したリオは、彼女の筆頭侍女であるアリアと共に聖女エリカの足取りを追う。
一方、囚われの身となったリーゼロッテは聖女が国家元首を務める神聖エリカ民主共和国の現状を目にし――……。
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みんなからのレビュー
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雪紫
55電子書籍にて読了。リオが誘拐されたリーゼロッテの救出に向かうのを利用して相変わらずのレイス暗躍(ほんとこいつこつこつやるわな)。そして婚約者を殺された勇者の聖女がイカれた強敵を見せるが、自分の信望者が妄信し操作され、未来の破滅を考えるすらせずむしろ、それはそれでと思ってる心が壊れてる。もはやそんな民衆の「心」でさえ、憎むべき世界の一部なんだろうな・・・(作中の何人かの貴族があのリーゼロッテとの問答聞いたらどう茶々入れるだろうか。そこが気になるところ)。 続きを読む…
ネタバレあり -
まるぼろ
34さて今巻、聖女エリカによって攫われたリーゼロッテを奪還すべくリオとアイシア、そしてアリアの三人はエリカの後を追うが…と言うお話です。エリカの腹の底が真っ暗な上に非常に狡猾で、そんな狂気が恐ろしいと言う印象だけが勝った今巻でしたが、リオの秘密を二人が知ったとか言う事よりも、今回大苦戦したリオ達と自国の民を欺き復讐の道を進めていくエリカの今後がどうなっていくのかとても気になります。そして次巻はそんなリオ達が不在のガルアーク王国が舞台となるようで、そちらもどうなっていくのか次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
30勇者エリカに拐われたリーゼロッテを救う為にアリアと共にエリカを追跡することになったリオ。そんなエリカとリーゼロッテの意見のぶつかり合いは堂々巡りでウンザリさせられましたけど、エリカとリオの戦いでは勇者の真の実力の一端には驚かされました。リオがここまで苦戦するとは思いませんでしたし、今後の展開が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
30聖女を名乗る六人目の勇者エリカの手によって拉致されたリーゼロッテ。国王の承認を得て奪還に乗り出したリオは、彼女の筆頭侍女アリアと共に聖女の追跡を開始する第十八弾。囚われの身となって、神聖エリカ民主共和国の現状を目にするリーゼロッテ。国として機能していない状況を勇者の神装が引き起こす奇跡と盲信で塗り固める虚構は、それこそカリスマと狂信者たちの構図でしたけど、復讐に燃えるエリカの狂気と実力は厄介で、そんな相手と因縁を抱えてしまったことは今後の展開に影響しそうですね…監視していたレイスの打った手も気になります。 続きを読む…
ネタバレあり -
こも 零細企業営業
29なんの力も持たない民衆が聖女という戦力をカサに聖女の考えをおうむ返し宣うだけ。滑稽だわ。それを扇動する聖女の狙いがいまいちよく分からない。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/12/01
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定価681円(本体619円+税)
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ISBN9784798623672