
あらすじ紹介
フロンティア・サイドに侵攻してきたクロスボーン・バンガードは地球連邦軍を席巻し、独立国家コスモ・バビロニアの建国を宣言。彼らの目的は、宇宙時代にみあったコスモ貴族主義を実践することにより、地球圏に新たな秩序を築き上げることだった。戦闘の中、ロナ家の血をひく少女セシリーと、新型モビルスーツの開発スタッフを母に持つ少年シーブックは、数奇な運命に導かれていく……!
みんなからのレビュー
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LUNE MER
17ベラ・ロナ専用機ヴィギナ・ギナが登場しないなど劇場版と結構設定の異なる小説版。しかし、いちばんの衝撃は最後の最後までF91の戦闘シーンがないこと!下巻のラスト100ページを切ってるくらいになってようやくシーブックの出撃が見られる。残り70ページくらいしかないのに一体どこまで描かれるのだろう?と不安になりながら読み進めたが、しっかりと駆け足で「初出撃でいきなり数機の敵MS撃墜」「バグとの戦闘(ビルギット戦死)」「ラフレシア撃破(ちなみにザビネ達もラフレシアと戦闘し敗走)」という展開。ラストの駆け込みが(笑) 続きを読む…
ネタバレあり
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餅屋
8原作小説▲ロナ家の血をひく少女セシリーと、新型モビルスーツの開発スタッフを母に持つ少年シーブックは、数奇な運命に導かれていく▼独立戦争、軍内部の反動や反乱もやった…一年戦争前まで人口を戻して『黒富野』のリトライなのか⁉腐敗した民主主義の内外で改革を試みるロナ家の物語。腐敗極まる連邦軍…救援活動ができないほどの欠員、コズミック元大佐が指揮できてしまい勝利の暁には『独自の権利』を得るとつぶやく。「非人道的すぎる道具は、絶対悪」として必要悪設定。『Vガンダム』で『漆黒富野』へと闇落ちする過程の劇薬(1991年) 続きを読む…
ネタバレあり
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アキンドン
6最後のシーンが映画と異なり、ドレル・ロナとザビーネ・シャルの活躍により、ザムス・ガルとバグを一掃した。セシリーも専用MSのビギナ・ギナではなくデナン・ゾンで参戦。余韻の残る最後は、アムロとシャアからバトンタッチした宇宙世紀第二期大河ドラマの開始を期待させるものだったが、バンダイ上層部の思惑とは異なり、F91はここまでとなった。また非公式続編として「クロスボーンガンダム」があるけど、再始動するならば、あれはあれとして別に続編を考えた方が良いように思います。ともあれ、私のマイ・ファーストガンダムの小説読了です 続きを読む…
ネタバレあり
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みやしん
6反抗期故に母親に対する態度が冷たい冷たい。それなのに戦火の中家族を探す母親の姿は、どの富野作品でも殆ど見られなかった。ビックリ。ページが進むにしたがって、怖いぐらいスケールダウンしていったのは映画に合わせようとしたからかな? 続きを読む…
ネタバレあり
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月式
5映画と違い、セシリーを後ろから抱き締めたままF91を自在に操り、遂にはセシリーの質量を受け止めて気絶しちゃうシーブックに、ハイエロ粒子の気配を感じてしまったw 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日1991/03/01
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定価734円(本体667円+税)
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ISBN9784044101350
関連サイト
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公式サイト