あらすじ紹介
39番浮遊島の〈最後の獣〉を退け、浮遊大陸群の滅びに猶予を勝ち取ったあの日から、五年。
「オルランドリ商会第四倉庫に、『鏃(やじり)』の提供を要請する」
未だ2番浮遊島に神々を囚える〈最後の獣〉を排除するほか、世界を守る術はなく――
最後の決戦を前に、妖精兵たちはつかの間の日常を過ごす。
「アルミタはさ、今でも、ティアット先輩みたいになりたい?」
かつて憧れていた景色に手が届く今、幼き妖精兵に訪れる葛藤――そして迫る決意のとき。
みんなからのレビュー
-
よっち
3939番浮遊島の〈最後の獣〉を退け、浮遊大陸群の滅びに猶予を勝ち取ったあの日から、五年。最後の決戦を前に、妖精兵たちはつかの間の日常を過ごす第九弾。前回からの後日談的な内容で、すっかり英雄扱いされながら護翼軍として活動するティアット、意外にもデキる人になってしまったマルゴなど、成長した姿を見せてくれた一方で変わらない一面もあって、救いのない展開の中にも何かいい感じにまとまる部分もあって、物語が確実に終わりへと向かいつつあるのをひしひしと感じる中、最終的にどんな結末が待っているのか、続巻を楽しみにしています。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
37【電子】〈最後の獣〉を退けてから五年の月日が経ち、浮遊大陸群世界の終わりが迫る。星神を囚える二番浮遊島の獣を討つため旅立つまでの日々、ティアットがマルゴとともに対峙する帝国の内紛の様子や、新しい世代の妖精たちの姿を描く今回でした。大人になったティアットやパニコロたちが可愛らしく、そして頼もしく感じられました。いよいよ物語は終盤へ。最後の戦いが始まるのでしょう。次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
かんけー
33読了♪冒頭、ティアットとラーントルクの会話から、ラーンの思わせ振りの言葉にティアットは「???」と善く分からないと?w今回は青鷺姫ヴェーラ▪ストリエンが一方のヒロインでソコにティアットが絡んでく内容。物語が進むにつれヒロインの別のムニャムニャwがとても意外な感じでオッケー(^_^;)と♪フム?こう云う展開好きですね~(⌒‐⌒)♪ ヴィレムの生存理由がもっともらしくも可笑しく、苦笑(^_^;)で。ホント、ヴィレムが居てくれるだけで安心して読んでいられる♪マルゴのセリフまわしが可愛いw新世代アルミタ→ 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
30Kindle Unlimitedにて。 嵐の前の静けさ…静か過ぎて怖い…。 貴翼帝国のゴタゴタを通じてマルゴの成長が見られて嬉しい限り。 そして妖精倉庫では最終決戦に向けての準備が着実に進められていて。その中で自らメンバーに加わることを決めたアルミタとユーディアが初めての戦場でどうなるのか気になるところです。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
24浮遊大陸群の滅びるまでの猶予を勝ち取ってから五年経ち、再び妖精兵達に要請が来る巻。最終決戦前と言う事で日常の話になっていて随分変化がある所もあったり、変わっていない所があったりとなんかええな~と思う反面、所々になんとも言えない悲しさが漂ってくるよな。果たして最終決戦の結果はどうなるのか、浮遊大陸群の滅びるのか否かどうか次巻が楽しみだわ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2020/11/01
-
定価748円(本体680円+税)
-
ISBN9784041091630