魔女と猟犬
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

魔女と猟犬

魔術師たちを率いる超大国の侵略に対し、弱小国の領主がとった奇策。それは大陸に散らばる凶悪な魔女たちを味方につけて戦争を仕掛けることだった。まだ誰も見たことのない壮大なダークファンタジーが幕を開ける。
カミツキレイニー (著) / LAM (イラスト)
シリーズ:魔女と猟犬(ガガガ文庫)

この作品をストアで探す(宣伝)

  • BookWalkerで購入する
  • Amazonで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • コミックシーモアで購入する
  • BookLiveで購入する
  • Rakuten koboで購入する

あらすじ紹介

使命は、厄災の魔女たちを味方につけること

農園と鍛冶で栄える小国キャンパスフェロー。そこに暮らす人々は貧しくとも心豊かに暮らしていた。だが、その小国に侵略の戦火が迫りつつあった。闘争と魔法の王国アメリアは、女王アメリアの指揮のもと、多くの魔術師を独占し超常の力をもって領土を拡大し続けていたのだ。
このままではキャンパスフェローは滅びてしまう。そこで領主のバド・グレースは起死回生の奇策に出る。それは、大陸全土に散らばる凶悪な魔女たちを集め、王国アメリアに対抗するというものだった――。
時を同じくして、キャンパスフェローの隣国である騎士の国レーヴェにて“鏡の魔女”が拘束されたとの報せが入る。レーヴェの王を誘惑し、王妃の座に就こうとしていた魔女が婚礼の日にその正体を暴かれ、参列者たちを虐殺したのだという。
領主のバドは “鏡の魔女”の身柄を譲り受けるべく、従者たちを引き連れてレーヴェへと旅立つ。その一行の中に、ロロはいた。通称“黒犬”と呼ばれる彼は、ありとあらゆる殺しの技術を叩き込まれ、キャンパスフェローの暗殺者として育てられた少年だった……。
まだ誰も見たことのない、壮大かつ凶悪なダークファンタジーがその幕を開ける。

みんなのデータ

  • 8
    評価する
  • 12
    読みたい

みんなからのレビュー

  • ばたやん@かみがた

    『憂鬱なヴィランズ』、『七日の喰い神』、スニーカーの二作等。カミツキレイニーさんの作品には、世の忌むべき存在、生まれながらに世間からのハズレ者が必ず主人公として登場する。本作でも、魔女と暗殺者=猟犬がきっちり舞台の真ん中を占めている。はみ出し者への世間=強い者達の仕置が凄惨を極めるのもいつも通り。その中で抗い続けられる者共の根拠は何処にあるかが見ものなのだが、はみ出し者に理解示す権力者がそれ故に二人も殺戮されるとは、相変わらず容赦がない。自他が流した血の量だけ主人公二人は勁くなっているだろうか?気になる。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • S.T.

    物語の舞台設定は良かった。割とガチ目で、騎士だ魔女だ変形武器だと心をくすぐる要素が盛り沢山。人種や政治状況も練られてたし、キャラはまあライト目ではあったけど、領主や姫、騎士といった造形は大きく外してないので、十分堪能出来た。ただ、序盤から中盤にかけてはややダレたかな。少し動きが遅くもどかしかった。中盤の“アレ”からは文句なし。主人公が暗殺者なのにまさかの不殺かよと心配したが、ラストでそれも乗り越えてくれて一安心。ダークファンタジーらしい見事な巻末だったけど、生き延びた3人の逆襲からが本番なので2巻出して。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    魔術師を多数擁する王国アメリアに脅かされる小国キャンパスフェロー。領主バドは王国に対抗すべく大陸全土の凶悪な魔女たちを集める起死回生の奇策に出るダークファンタジー。隣国にて惨劇を引き起こした魔女を引き受けるべく、レーヴェに向かったバド一行。彼や娘の護衛として同行した黒犬と呼ばれる少年・ロロたちが巻き込まれるレーヴェの謀略や、アメリアの魔術師たちとの激突もあって、未だ先の見えない混沌とした状況で魔女集めはどうなるのか、今回生まれたいくつもの因縁がこれからどう活きてくるのか、いろいろ楽しみな新シリーズですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • なっぱaaua

    いや~、これは面白い。最高。グイグイ読める。魔女と暗殺者(猟犬)とお姫様、魔法の存在する世界、変形武器、国家間の対立、人種の違い。好きそうな設定いっぱいぶち込んで、流れる様に物語が進むのが凄い。1巻で主要人物が次々と退場して国もやられて、魔女と猟犬と姫だけになった。この詰んでる状況の中で、次の魔女達を仲間にして、キャンバスフェローを取り戻す事が出来るのか。カプチノは生きているのか。デリリウムは目覚めるのか。作者さんは二巻を書く事は許されるかって書いているけど、この続きが勿論読みたい。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まるぼろ

    魔術師を用い領土拡大を続ける王国アメリアの脅威に対抗すべく魔女の力を借りようと考えたキャンパスフェローの国王バドは騎士の国レーヴェに囚われている「鏡の魔女」を仲間に入れようと…という所から始まるお話です。王道でかつ登場人物達の名前故か何処か童話を読んでいる様にも感じられてとても面白かったです。今巻は全体の導入部の様な位置づけのお話でしたが、バドやハートランドを失い、キャンパスフェローも…というアメリアの力の前に多くのものを失ったロロとデリリウム達が今後どう巻き返していくのか、次巻以降もとても楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2020/10/21
  • 定価
    759円(本体690円+税)
  • ISBN
    9784094518641

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK