あらすじ紹介
時は、貴族社会が形骸化し、王侯貴族たちが、やることをなくしてしまった、そんな時代―。ルー・ヴァイアは王太子ガルタのお伴として人跡未踏の地、デルゾントに向かっていた。一行の目的はデルゾントのどこかに眠るという〈王女の卵〉の探索。だが、気化狼に襲われ、いきなり主従ふたりっきりになってしまった彼らの前に、奇妙な少女が現れる。伝説の魔獣ガシューに育てられたというその少女アクアクは、〈卵〉のありかを知っているというが…。安田均氏他選考委員が驚嘆した期待の新人。第二回ファンタジア長編小説大賞準入選作。
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みんなからのレビュー
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ろびん
3王子が世間知らずの坊ちゃんというよりかませの悪役にしか見えない……。 続きを読む…
ネタバレあり -
maeka
2中学生の頃に見かけて気になっていたのを、ちょっとした巡り合せで十年以上越しに入手。読み始めは思ってた通りで、読み進むと結構意外で、でも読み終わると矛盾なくしっくりと最初のイメージに着地する。言葉の誤用が目立つのは気になったけれど、緩急のバランスとか情報の入れ込み方とか、センスのいい高校生だなー。そして、十年以上前の私にこの本のイメージを正確に伝えてくれていた装丁やらカラー口絵やらもすげーなぁ。 続きを読む…
ネタバレあり -
123456789wanko
1高校生の時に書かれたデビュー作。発表当時、自分とそれほど年齢の変わらない人がこんな作品を書くなんて、とんでもない人が現れたと驚愕した。ねこ+たまご=ねこたま。 続きを読む…
ネタバレあり -
megyumi
0電子書籍化記念再読。今読んでみるとやや森見登美彦っぽい?マジックリアリズム……とはちょっと違うか。そんなような瑞々しく掴み所のないFT。なるほどこういうのが後のビールに繋がって行くのね。年上彼氏好きも昔からか/スレイヤーズに比べると文脈に依存してない、評論家受けのいい、行儀のいいFTみたいな印象あったけど、どうしてどうして。女性冒険者は月のものをどうアレしてるのか、とか結構直球勝負だ→ 続きを読む…
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あおかなぶん
0面白かった。十代でデビューできるなんてすごい。ファンタジーだけどSFっぽくてよかった。アクアクかわいかった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日1990/12/01
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定価572円(本体520円+税)
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ISBN9784829123836