あらすじ紹介
「究極の塩は、わたしのその……行為中の体液を……精製すると手に入るのよ!」
謎理論の一言に、三流料理人・ロインの意識は真っ白になった。
舞台は魔族によって占領されたとある人間の街。場末の食堂のコックだったロインは、魔王を満足させる料理を依頼される。もちろん、失敗したら即処刑!
万策尽きた――と思われたその時、現れたのは『塩』の人造精霊を名乗る少女・ソルティ。彼女が作り出す塩は、あらゆる生物を虜にするというが……その『採取方法』は上記の通り、刺激的すぎてあまりあるものだった。
三流コックで……しかもソッチの経験も浅い残念男・ロインは、果たして性と食の覇者となれるのか!?
みんなからのレビュー
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芳樹
22【電子】タイトルそのまんまの内容の、料理人の主人公と絶頂することで(ただし本番はなし)調味料を放出する精霊ヒロインによる異世界ファンタジーでした。世界観とキャラ設定の独創性が高く、魔物を満足させる料理も工夫されていていて、主人公が試行錯誤しながら仕上げていく様がとても面白く描かれていました。総じてPCゲームのような展開というか、ぶっちゃけこれは美少女ゲームですね。作中イラストにも差分があるし(笑)。 続きを読む…
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のれん
15【酷評】 あらすじが美少女文庫か2DB文庫ぐらいのノリなのでどういうことかと首を捻ったが、マジで作者がそこ出身だったらしく、ナチュラルに展開がエロ中心に進んでいく。 各ヒロインを本番なしで絶頂させ、どこぞの料理漫画よろしく食べる魔物も逝かせていく。てか美味さで気絶する料理ってどんなだよ。 一応物語自体は存在しているものの、あまりに伏線というか設定を活用しておらず、一番凝っているのはエロ関係だけ。 エロとしてもストーリーとしても中途半端すぎる。下地はあるのだから、普通にアダルト文庫系で出して欲しかった。 続きを読む…
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真白優樹
11魔族に占領された異世界のとある街で、場末の食堂のコックの青年が調味料の人造精霊の少女に出会い始まる物語。―――イカせて掴め、究極の一品が齎す勝利。 本番抜き、それでもイカせる必要あり。故にエロい、シンプルにそう言える物語であり、イカせたりイッたりしながらも究極の一品の為に戦う、何処か熱さもある複雑な味のする物語である。電撃文庫では異端と言えるかもしれぬエロさ、読んでみたい読者様は是非。一つの問題の解決の先、青年は少女達と共に何処へと向かうのか。彼等の安住の地はあるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
TERU
9魔王軍に占領された街を守る為、料理人の主人公が料理で魔族を逝かせる話。 これは電撃文庫から出ている作品ですが、とても官能的な表現に溢れています。やっている事は過激ですが、電撃なので表現を工夫して描いています。それが残念。あまり制限されないレーベルだったらもっと良かったと思いました。 シナリオ面は、調理の難しい謎の食材を色んな方法を駆使して調理していく過程が面白かったです。まさかの終わり方に唖然とさせられますが... 続きを読む…
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アツシ@疾風(仮)
7人造精霊少女をイカせることで得られる調味料で魔王に対抗するという突飛なストーリーだが…。この作品の根幹をなす部分にあえて踏み込むと、正直調味料のエロい採取方法を別の方法にすれば、もっと面白くなったはず。大筋のストーリーは面白さを感じたから、このエロのせいでいまいち盛り上がりに欠ける。肝心のエロ自体もヒロインたちに恥じらいがなく、ただ痴女が主人公とヤってるだけで興奮しない。当然電撃文庫だから、描写もあっさり。なぜ電撃文庫で出したのか?美少女文庫で出せよ、美少女文庫で。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2020/10/10
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784049120974