刹那の風景 68番目の元勇者と獣人の弟子 1
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刹那の風景 68番目の元勇者と獣人の弟子 1

二度目の人生は棄てられ勇者、三度目の人生は獣人のわんこ族と旅に出ます。
著者: 緑青・薄浅黄 (著) / sime (イラスト)
シリーズ:刹那の風景(ドラゴンノベルス)

  • BOOKWALKER電子版
  • Amazon紙書籍

あらすじ紹介

68番目の勇者として異世界に召喚されつつも病弱で見放されていた杉本刹那は、23番目の勇者カイルからその命と共に大いなる知識と力を受け継ぎ、勇者の責務からも解放される。三度目の人生にしてようやく自由を得た刹那は、冒険者として生きていくことに。見るもの全てが新しい旅の中で生まれる出会いと別れ、それが彼とそしてこの世界を変えていく。

パートナーのおすすめレビュー

  • つむぎ
    つむぎ
    一度目の人生では若くして病で亡くなり、異世界に転生した二度目の人生でさえ、「使い物にならない勇者」として放置されたセツナ。ですが、セツナは素敵な友人の手を借りて新しい身体へ生まれ変わり、三度目の人生でようやく世界と接することができるようになります。初めて「世界」を見る彼の目を通して、彼の情感を共有しながら物語を見ていると、世界とはこれほど鮮やかな見え方をするものなのかと、はっとさせられてしまいました。

    セツナ自身が、二度目の人生で彼を召喚した国から捨てられたように、彼が生きる異世界は、現実世界と同じで決してきれいな場所ではないし、生きていくだけで大変です。けれど、そんな場所でも初めて世界に触れるセツナは、一生懸命に生きて、いろんな人間らしい感情を見せてくれます。誰かを虐げる奴隷商のような人間に怒り、傷ついた弱者を慈しむ。純粋な、優しい心でそうふるまう彼を見ていると、生きていく中ですり減っていた心が蘇ってくるみたいで、ノスタルジックな気持ちにさえなっちゃいました。

    2010年から小説家になろうで連載され、長く書籍化を待ち望まれてきた本作。人間として大切な気持ちを呼び起こしてくれる、心に響く物語です!
  • ノエル
    ノエル
    このお話の異世界って、まるで本当の世界がそこにあるみたいに現実味にあふれてるの!セツナを通して世界を見てると、実際に彼のいる世界を生きて、旅してるようにさえ感じられちゃうんだ!

    どれだけお金があれば何人暮らせるか、とか、国と冒険者の関係とか、このお話はそういう部分がしっかりしてて、とってもリアリティを感じるの。それに、この世界で生きてる人にもひとりひとりに人間味があってね、森で倒れてて、一晩だけセツナと語り合うおじさんや、やたらとセツナに突っかかる冒険者にも、そうなる理由やその人の信念がしっかりあるんだよ! すぐに別れちゃう脇役になるには、本当にもったいないくらい! みんな、またセツナに会えるといいなぁ~。

    中でも一番好きな子は、セツナと一緒に行動する、獣人のアルト! 元は奴隷で、痛めつけられて誰も信じられなくなっちゃった子なんだけど、本心から大事に思ってくれたセツナには、一緒にいたい、役に立ちたい、って純粋に懐いてくれるんだ! そんなアルトの姿はとっても微笑ましいんだけど、それ以上に、セツナから大切にされるアルトは過去なんて忘れちゃうくらい幸せそうに見えて、胸がぽかぽか、温かくなっちゃったな!

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • すがやん

    web既読。隷属の勇者として無理やり異世界に来た青年と、奴隷だった獣人の子供。孤独と癒しの物語。内面まで丁寧に描かれていて、旅の中、様々な種族や国と関わることで、ファンタジーとしても、ヒューマンドラマとしても、じっくりと読み込むことが出来る。大好きな小説の一つなので、続いて欲しい。 続きを読む…

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  • ブラフ

    【図書館】「なろう」に連載して10年後に書籍化された作品。異世界転生モノで、Side主人公+Side勇者で大筋が進むのか?主人公視点の話の間に主人公を知る登場人物たちの語りが入り、巻末に勇者視点の話が入る。勇者が消耗品として扱われる国へと転生した主人公刹那は出来損ないの勇者として死に、冒険者セツナとしてこの世界を見て歩くことに。異世界転生モノとしては良くある設定と世界観。あとはどうストーリーで引き込むのか。今のところは引き込まれるものはなく、とりあえず2巻も読んでみようかな。 続きを読む…

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  • TERU

    68番目の勇者として異世界に召喚されつつも病弱で見放されていた主人公:刹那は、23番目の勇者カイルから、その命を受け継ぎ3度目の人生にしてようやく自由を得た刹那。世界を旅する刹那の目に映る風景は全てが新しい、旅の中で出会いと別れを繰り返し、刹那はこの世界でどの様に生きるのか... 凄くノスタルジックな作品。どうやら10年も前からなろうで連載されていた作品らしく、長い年月を経ての書籍化。 続きを読む…

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  • Liuche

    もう原作を何周した事か……それを、書籍でお目に掛かる機会に巡り会えて感涙。やはり書籍版では所々違う箇所があったけど、これはこれで先が気になる持っていき方で良い。椿の様に生きたい青年の描く世界は凛として美しい。大事なモノを失い力を得る展開。別れ、出会いと学び、責任と親愛、決していい事ばかりではないけれど、それでも必死に食らいつき生きてゆくセツナに幸あれ。 #二コカド2020 続きを読む…

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  • 葛宮詠

    Web既読。加筆もあり、Web既読でも楽しめた。10年前にはじまった作品の書籍化。面白。 続きを読む…

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