あらすじ紹介
クリスマスの夜、唯花ちゃんからの本気の告白を受けた俺、桐生慧輝。自分を選んでくれるなら普通の女の子になってもいい、とまで言ってくれたものの、俺はどうしてかその場で答えることができなかった。返事を保留にしたままどうにも落ち着かない年末年始、相も変わらず変態娘たちに振りまわされていたが「──ね、慧輝君?」偶然にも聞いてしまった紗雪先輩の想いにより一層、動揺することに。そしてついに三学期が始まる。それは紗雪先輩の卒業が迫っているということを意味していて……。唯花ちゃんへの返事、紗雪先輩の想い、様々な感情を胸に、俺の出した答えは――。新感覚変態湧いてくる系ラブコメ、第11弾!
みんなからのレビュー
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佐治駿河
40いよいよクライマックスに近づいてきた感じがしますね。唯花に続き紗雪先輩の本気の思いを知り色々と悩む主人公(慧輝)。まあ、唯花の割合がかなり多めな巻となりますね。そんな中でも義妹の瑞葉は可愛いです。瑞葉押しなので瑞葉の事を書きますが、自宅でスカートのをたくしあげて誘惑したり風呂に突入して一緒に入ってきたりしますが、これで落ちないシスコンはいないだろう。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
24【電子書籍】クリスマスイブに唯花から愛の告白を受けた慧輝は、やがて紗雪からも想いを伝えられる。慧輝の為なら自分を変えても良いという二人に対し、嬉しく思うも胸の奥で何かが燻り返事ができずにいる慧輝。悩む日々を過ごすうち、真緒が放った一言で吹っ切れた慧輝は、自分の本心を告げる決意をする…。ああでもないこうでもないと、ウジウジ悩み続ける慧輝の様子にジリジリしながら読み進めた今回でした。クライマックス間近という感じです。慧輝は誰を選ぶのか?目標だった『変態の矯正』はできるのか?物語の行く末を最後まで見守りたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
12本気の告白をした唯花が本気のアプローチをかけてくる中、年末年始を越え紗雪の卒業が迫ってくる今巻。―――終わりの時はすぐそこに。そして心はすぐここに。 言葉に出来ぬ想いが燻り胸を焦がし。自分の本心に悩む慧輝が紗雪からの告白を受け、真緒の本心を聞き自分の心と向き合う今巻。確かに迫るこの時間の終わり。そう言わんばかりに終わりへの予感が静かに深まり高まる、終わり往く切なさと変態の皮を剥いだ純真な恋心が光る巻である。吐露の先、ようやっと自分の心を決めた慧輝の好きな人とは。この物語の終わりとは。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
crownhermit
11誰かのために好きなものを諦める必要はない。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
9唯花ちゃんの脱・変態宣言からラブコメは動き出す。表紙は紗雪先輩だけど、話としては書道部全員。思いを告げた唯花ちゃんの攻勢と、対抗する紗雪先輩の押しの強さにサンドイッチな慧輝。やっぱり慧輝は人のこと言えないよなぁ。印象的だったのは真緒で、彼女は部の中でも一歩先を行っていたんだなと。無理やり押さえつけてたらいつか爆発するのは道理だし、慧輝も気を使うタイプなので、スタンスをはっきり出来てよかった。しかしこの終わり方はあの子に厳しすぎない? まあ、この程度で諦めるなら変態やってないだろうし、どう出てくるのか期待。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/09/25
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定価682円(本体620円+税)
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ISBN9784040649436
関連サイト
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公式サイト