あらすじ紹介
ダンジョンで力尽きてしまった冒険者・ジオン。死んだはずだった彼だったが、アンデッドとして2度目の生を享受することに。どんな魔物も一撃で殲滅させる不滅の存在になった彼は気づけば世界を掌握する存在に!?
みんなからのレビュー
-
黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)
51【……残念だけど、助けることはできないわ】【なぜた?】【だって、これはもう、ただの屍よ】高難易度ダンジョンに一人で挑み、力尽きた冒険者・ジオンが最強のアンデッドとして復活!なんかもう初っ端からチート過ぎるジオンの快進撃、誰が来ても絶対勝てる約束された勝利の屍、でもコミュ障でなんだか大変な存在に持ち上げられていくのが面白かったです✨ジオンもそうですが、敵対するアンデッド(特にブローディア)やネクロマンサーと個性的なキャラも魅力的で、本人知らずの間に世界的な脅威となってしまいましたが、これからの展開が楽しみ! 続きを読む…
ネタバレあり -
まっさん
24★★ なろう発無自覚俺TUEEEE作品。ダンジョンで力尽きた冒険者が目を覚ますと最強のアンデッドに生まれ変わっていた物語。あらゆる攻撃が効かず、またどんな敵をも瞬時に倒す事が出来る能力を得た主人公が自身の強さに気づかないまま沢山の人々を救っていく。一つのイベントに対して主人公とそれに関わる登場人物の視点を別々に描いてくれるところは良かったと思うが、その形式のせいで肝心の展開が短く簡素なものになってしまっているのは勿体なかった。俺TUEEEE要素に関しても特に複雑なギミックもなく、ただただ「強い」という→ 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
19高難易度のダンジョンにソロで挑み途中で力尽きたジオン。ふと意識を取り戻すと、どんな攻撃でも、致死性のトラップでもダメージを受けず更には膨大な魔力を持ったアンデットに生まれ変わっていた。そんな彼は安らかに眠りにつきたいと思い動き出すのだが行く先々で勘違いな騒動が巻き起こり......な話。個人的に思ったのはワンパンチで敵を倒す漫画が一番最初に思い出されたな。不死なのはええけど服燃やしすぎてなんか自分一人ツボに入ってたわ。色々と騒動の元となっているジオンだが中には歩み寄ろうとしている人間がいるがどうなるのかな 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
10高難度のダンジョンにソロで挑んで死亡し、アンデッドになった挙句に古竜二体分の力を取り込み最強になった青年が、もう一度死ぬ為に旅を始める物語。―――いつか永遠に眠る為、しかし力はそれを許さず。 最強過ぎてどんな敵をも一撃粉砕、故に誰にも倒してもらえず死ぬ事も出来ない。一歩間違えればハードな世界観になりそうな所を、勘違いの要素を多分に出す事でライトにしている物語であり、コメディ要素が前面に出ている為、何も考えず笑えて楽しめる物語である。果たして青年は、進化の果てに死ぬ事は出来るのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
絵美
9ダンジョンで力尽き、命を落とした主人公。しかし次に意識を取り戻した時、何故かどんな攻撃も通じない最強のアンデッドとなっていて……。 1巻目。蘇った後、街に行って悪者を倒す→誤解される→逃げるを繰り返しながら移動する主人公。とりあえず、彼の目的は『死ぬこと』でいいのかな?目標達成……出来る気がしないね(笑)。 九死将っていうくらいだから9人いるんだろうけど、残りの人らはこのあと出てくるのかな~。進化&新たな仲間参入フラグが立ったところで1巻終了。続きを買うかは今のとこ保留かなぁ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2020/09/19
-
定価715円(本体650円+税)
-
ISBN9784040738161
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
見た目は人間と変わらないから、上手く立ち回れるなら世間に溶け込めそうなんだけど、ジオンのコミュ障っぷりは生前以上に悪化してて、冒険者と遭遇してもまともに言葉が出て来ないし、無理やり笑顔を作っても逆に怖がられて攻撃される始末……。災厄級のアンデッドとして怖がられてしまうの!
来世では、いっぱい友達を作りたいー!って言ってたのに、甦った結果がアンデッドっていうのもちょっと可哀そうな気もするんだけど、ジオンが良かれと思ってすることと周囲の反応に凄くギャップがあって、読んでいて驚いてしまうんだよね。せっかく最強の身体を手に入れたんだから、気落ちすることなく強く生きて欲しいな!
死後に偶然竜の力を取り込んだこともあって、主人公のジオンはまさに最強。強キャラの冒険者、全長数百メートルのモンスター、指名手配中の死霊術師と妙にクセのある部下たち……他の作品なら、ボスクラスとして扱われてもおかしくない敵が次々と立ちはだかるんだけど、何事もなかったかのようにそれらをあっさり蹴散らしていく姿はまさに爽快だね。
そんな圧倒的な強さを持つ一方で、行く先々で人助けをしたり、自分が死んでいる内に進歩した文明に驚いたり、聖騎士の女の子に話しかけられても困惑して喋れなかったりと、つい共感してしまうような人間の心を残しているのも彼の大きな魅力。最強のアンデッドになったのに妙に人間臭いジオンの活躍は、主人公最強系が好きなキミには絶対楽しめると思うよ。