あらすじ紹介
「ごめんね、スカーレット。本当に、ごめん」
希代の悪女の亡霊スカーレットと、その復讐につきあうことになった地味令嬢のコンスタンス。
奇縁で結ばれた令嬢コンビはついに、十年前の処刑の真相へと辿りつく。
あとは順に復讐相手を見つけ出していくだけ、と気炎をあげるスカーレット。だが、王国内で
暗躍を続ける組織【暁の鶏】は、コニーやランドルフを『エリスの聖杯』の邪魔者であると認識し、
その排除のために動き出していた。
敵の意図を看破したコニーは、あえて冤罪を被って収監されることで、ランドルフの行動の自由を
確保する。しかし、そんな彼女に下された王命は『十年ぶりの公開処刑』だった――!
十年前のサン・マルクス広場、処刑場での邂逅から始まった二人の少女の物語。その果てに待つ
運命とは!? 感動の第三弾!!
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みんなからのレビュー
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ラナンキュラス
47完結巻。スカーレット処刑の真実にたどり着いたコニー達。だが「暁の鶏」に濡れ衣を着せられたコニーは逮捕され、公開処刑されることになってしまうが。1巻から続いた伏線が全て繋がる結末が見事。Webで既読なのだが、10年前の処刑の際のスカーレットの微笑みの意味がわかる場面でまたもや涙。そしてコニーの「誠実」がラストで大きな力になって返ってくるのが最高だった。閣下との恋もとても可愛らしかった。この二人にはおでこにチュッくらいが凄くお似合い。そしてこの先ずっと三人で過ごす運命になってしまったことに苦笑。頑張れ閣下。→ 続きを読む…
ネタバレあり -
しまふくろう
35続けて購入。絵は相変わらず素晴らしくて大変宜しい。 物語はコニーのお人好しが十年越しの陰謀をぶち壊す話。相変わらず人物紹介が面白い。今までかかわった人達の力で、という展開も熱いものがあり、完結巻に相応しい盛り上がりが楽しく、大変良い結末だった。 個人的に、コニーには是非とも国王や元王太子も殴って貰いたかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
あさひ.a
34最終巻。なんか、何言ってもネタバレになりそう。すんごい詰まってた。豪快に、ばっさぁ!と広げた風呂敷に見えたけど、実は狙い通りの方向と力加減だったし、綿密に計算してきっちり畳んだ感じすごい。スカーレットが最期に笑ったのも、ちゃんと意味あったすごい。十年前の公爵の慟哭には思わず貰い泣きした。お母様、ルチア、セシリア、もう挙げたらキリがない。ハムの大活躍ぶり凄いし。濃い人ばかりに囲まれていたけど、主役のコニーのグレイルぶりも健在だった。あと、閣下がやたらと可愛くなってて嬉しい。シリーズ完走に最上級の感謝を奉納。 続きを読む…
ネタバレあり -
ナギ
28完結。少し駆け足気味だった気はしますが、テンポ良く進むので読みやすい。勧善懲悪ではなく、スカーレットが主人公にきっかけを与え、主人公の人の良さが周りを変化させていくという、たしかに相棒だなと思った。ただ出てくるキャラが多いので全巻一気に読むことをオススメしたいです。しばらく空くと誰が誰かわからなくなると思います。 続きを読む…
ネタバレあり -
たまきら
25最終巻です。様々な伏線、過去、登場人物が複雑に絡み合い、正直途中で迷子になりましたが、最後の物語の盛り上がりは最高でした。…もちろん主役はこの女子二人なので、どんなに閣下が頑張ろうといちばんかっこいいのはスカーレットという…ぷぷぷ。もうちょっとお父さんやお兄ちゃんを読みたかった気もしますが、女子の友情モノとしてなかなか楽しめる小説でした。マンガもとても面白いので、こちらは次の出版を楽しみにしています。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/10/15
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784815607692