あらすじ紹介
ギネヴィア軍の先遣隊は偽アルトリウス派の支配する町を攻め落としたが、円卓の騎士サーシャの率いる部隊の反撃に遭って敗れ、町を奪還されてしまった。
両軍が睨みあいに入る中、ティグルとリムはアルトリウスに対抗する術を求めて、古い時代の神殿を訪れる。猫の妖精ケットの導きによって、二人は過ぎ去りし時代の一風景を垣間見た。
アスヴァール島を統一すべく、王を名のって戦い続ける若きアルトリウス、彼を支える勇敢な騎士たち、アルトリウスを愛する少女ギネヴィアの姿を。そして、アルトリウスの腰には二振りの剣――双紋剣があった。
歴史に語られることのない存在が、悪意をもってアスヴァール島を呑みこもうとする。ティグルとリムは抗うことができるか。
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みんなからのレビュー
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よっち
31円卓の騎士サーシャの反撃に遭って先遣隊が敗れ、町を奪還されてしまったギネヴィア軍。両軍が睨みあいに入る中、ティグルとリムはアルトリウスに対抗する術を求めて、古い時代の神殿を訪れる第三弾。古い時代の神殿で猫ケットの導きで過ぎ去りし時代のアルトリウスたちの光景を垣間見る二人。羊飼いたちの集落で邂逅する歴史に語られることのない存在。サーシャとの共闘も意外な展開でしたけど、復活した円卓たちの騎士たちを巡る背景や今後への指針も見えてきて、けれど最後に出てきただけのアルトリウスの存在感が際立っていましたね…強敵です。 続きを読む…
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しぇん
19うーん。淡々と進みすぎてるきがしますね。アルトリウスの秘密を探っていく巻でしたが、アルトリウスな凄さの描写はかなりされていましたが、今一つ絶望感など得られないのはなんとなく良い人、と、もうわかってしまってるからですかね。あと無理やりのサービスシーンは要らないかな、と思ってしまいました。でも、ないとリムが双剣持ってるだけのヒロインになってしまいますか。難しいところですね 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
16面白かった。前巻の終わりがさあサーシャとの第二ラウンド!的な感じだったんで意表を突かれた。ただ、結果的にサーシャの有能さと強さ、そして魅力を十分に引き出せたと思う。表紙王女様だけど本来サーシャの間違いでは(笑)。挿絵で魅力的な1枚あったし両方見れてお得か。リム強化、魔物は今回は滅ぼせはしなかったけど痛撃は与えてストレスは残らない感じ。しかしこうなると、アルトリウスの現王家への苛烈さがだけがますます謎だ。伝説の武具の次の所有者にも期待。一冊丸々完全にファンタジー寄りだったので、次回は戦記多めでお願いします。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
10ギネヴィア軍の先遣隊が敗走する中、ティグルとリムが古の神殿で始祖アルトリウスの過去を垣間見る今巻。―――駆け抜けた古の英雄の風が齎すは、全てが変わり出す変化の予兆。 悪しき精霊の存在、更なる強き魔物の存在、そして始祖の力の一端。様々な事が明らかとなり始め新たな物語の種が蒔かれる巻であり、色々な事が確かに変わり始める巻である。戦火が混迷の一途を辿り魔物達の思惑が盤面の裏で蠢く中、ティグルとリムの二人は古の英雄達を打ち倒し、勝利を齎す事は出来るのか。戦争の次なる展開とは。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
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みどり
9作者さまとの相性もあるでしょうが、プロットが魔弾シリーズに寄っていない分、描き分けが難しいのかもしれませんね。 でも私は嫌いじゃないけど、今回はまさに過去をめぐる回でしたね 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/08/25
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定価759円(本体690円+税)
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ISBN9784086313780